2010年11月20日土曜日

天龍峡

足下の紅葉が真っ盛りの今、天龍峡の様子はどうか?訪ねてみた。
幾分ピークは過ぎてしまったもののまだまだ色が存在し川の流れと相まって らしさ をひょうげんできた気がする。
中心部の橋からのぞき込むだけでも十分きれいな色合いは眺められ、なおかつ散った葉もまだみずみずしく輝いている。残念な事に切り立った岩場の渓谷には紅葉は望めず観光地の秋は終わったようだ。その昔三河大地が隆起し天竜川の流れをせぎ止めるように巨大な大地が生まれた時、気の遠くなるような時間をかけ天竜川が浸食しておさまった場所がこの岩盤の切れ目だったのだろう。いつからこの植生がこの地に居着き何回となく彩葉をこの水に流したのかとうてい見当はつかないが名勝と言われる様になっただけの美しさは今も昔も変わらないのだろう。

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