2012年4月29日日曜日

諏訪大社 上社

この連休、働き出して1ヶ月の娘が帰ってきた。連休とはいうものの暦通りのまずは3連休で、明日にはまた戻っていく。桜前線があっと言う間に通り過ぎ、南の方では梅雨入りが宣言される昨今、北へ向かうのが常道と思われながら、なぜかまだ伊那谷も南でも開花しない桜も点在するのが不思議としか言えない。
息子はこの連休仕事、仮に休みであっても息子が帰ってくるとは思えないが、妻と3人諏訪へと出かけた。これは諏訪大社奥にある法華寺の桜と花桃、どちらが遅いのか?どちらが早いのか?どっちも遅いのか?よくわからないが今が満開といったところだろう。
仏閣の建築はそれぞれルールはあるもののそこに存在するのは大きな空間だと思っている。この空間に日本人特有?の信仰心が頭を垂れさせる。その空間を美しく維持し、なおかつそこを精神修行の場とし受け継がれてきたのがこの空間だろう。連休とは言うものの高速を含め渋滞は認められず、暖かいようきとあわせて行楽日和の一日だった。

2012年4月22日日曜日

西丸尾のしだれ桜

こちらも一昨年以来に訪れてみた。
前回はまだ色づきはじめでツツジの色が目立っていたが、小雨の中その色を引き立てて桜の色も濃く雄姿を見せていた。
樹齢450年。「小池の桜」と呼ばれ親しまれているそうだ。一時かなり衰弱したそうだが、所有者の小池さんの尽力によって堂々たる姿に復活した。おそらく全国的にも一本桜はどこにでもあるのだろうが、桜の名所のほとんどがその数で圧倒するのに対し、一本桜が名所となるのは伊那谷の特色かもしれない。


大草城址公園の桜

今にも降り出しそうな空模様の中、昨年は行き損なった大草城址公園へ登ってみた。
空が青ければと思いつつも桜は満開を迎え、たくさんの花びらが落ちて絨毯が広げられていた。ユキヤナギの白と、紅悲願の桃、それに白と三色そろった花の情景、ぽつぽつと雨粒が落ちだした中、伊那谷対岸の烏帽子ヶ岳もその山頂をのぞかせた。

2012年4月21日土曜日

散りだした桜

先週は南北で不思議な現象に見舞われたこの地であるが、先週後半からは一斉に咲き出し一挙に舞い散る状況となった。天竜川東のひっそりとした神社。ここでは満開を維持しつつも桜の花びらは風に舞い情緒を深めていた。
あっと言う間の潔さが古くから日本人の心を得て、散り際の潔さや、同期の桜など様々な歴史文化に登場する。中国風に言えば36計走以上ではあるものの、領土の狭い島国日本では真っ向勝負の玉砕戦法が一か八かの先述として唱えられてきた。
古い祠は何度この桜を見てきたのかはわからないが、桜と日本文化がマッチすると感じられるのは、やはり私が何を言っても日本人だからだろう。先週からすると一挙に北上した桜は待たせられた我々にとって非情にも、あっと言う間に通り過ぎ、そしてまたすぐ来年を楽しみに待たせる文化だ。

2012年4月15日日曜日

正命寺の桜

確かこれが高松桜だったような気がするが…?比較的地味な場所にあるが、リフォームして塀などがきれいになったので桜も見栄えがする気がする。ここも枝垂れであるがまち場で住宅街の合間にあるために電線や電柱、建物が多くその全容を納める気にはならない。しかしながらここの桜の花輪色目がきれいで好きだ。
いずれにしても一挙にこらえていた身近な桜が開花したといった感じの今日一日で、比較的早い南に向かったがむしろ南が遅く北が早い今年の桜に振り回された今年の桜前線だった。
http://wadanoko.blogspot.jp/2010/03/blog-post_29.html

増泉寺の桜

ここもまだ早い、3分と言ったところだろう。この枝垂れは枝垂れのイメージに最も近い感じがする事と、まち場のように建物に囲まれていないので空に生える。
もう1週間はもつであるが、来週末よりはウィークデイに見頃が重なってしまいそうで何とも悲しい気がする。天気予報では快晴のはずが雲が比較的多く残念だったが、見た気のする桜だ。

千丈と里の春

松川プールから、下条の一本桜を見に車を走らせたのだが、残念な事に全く開花無し。枝先は色づいてはいるものの開花は無しであった。仕方が無くそのまま反転し北上をしたが、その途中仙丈ヶ岳がくっきりと白く姿を見せ、里では桜が8分と言った情景に出会った。
不思議なもので南に向かったのではあるが標高差のせいか北の方が先に咲いている現象にやはり今年の春は定まらないようきに皆が振り回されている気がする。

松川プールの桜

松川プール、この言い方は古いのだろうか?今はビーラックス松川横といった方が良いのかもしれない。松川の親水公園沿いにある桜の様子だ。まだまだ若い頃、たぶん30年近く前にまだ松川会館と呼ばれていた頃、妻と二人で夜桜を見に行って以来のこの場所だ。
池の中央にある太鼓橋が特徴でその赤がぐっと引き締める感じがする。満開とは言えないが、7~8分咲きで、むしろ私の好きな一番見栄えがする頃だと思われる。いよいよまち場にも暖かい春がやってきて桜前線も北上を始めたようだ。

2012年4月7日土曜日

梅満開

桜が異変を起こし、東京・名古屋では満開、ところがここではまだ蕾も目立たない状況。周辺では梅が満開で賑わしている。梅畑の幻想的な情景を抑えたくて車で山間地を走ったが、普段は見つける梅畑が思うようにない。2時間ほど走ってようやく思う畑を見つけたが、あいにく雪が舞い空も雲を携え想定した状況とは異なってしまった。
昨今入手したミノルタの銘玉70-210 F4通しの試し撮りを兼ね梅のアップ。ボケもいいし色乗りも悪くない、幾分マクロ敵に使えるのも良い。当分この1本を使ってみたい。
それでも伊那谷を南北に走ると、日だまりに出くわし紅梅の満開にも出くわせた。何でもない田園風景だがどことなく暖かさとのんびりとした空気を感じる。例年に無く肌寒い中で農作業を始めた農家の人たちがしきりにあちこちで作業をする中、もうじき訪れるであろう桜の天下の時を控え色合いと香りを放っている。