2010年2月27日土曜日

光前寺


先週から暖かい日が続き、昨夜は相当な雨降りだった。天気予報とは裏腹に朝日が差し込み日射しが暖かいのだが、気象は不安定なのか東にそびえる南アルプスは雲をかぶり、西の中央アルプスもくもがたれ込んでいる。この暖かさに、例年5月までは見られるアルプスの残雪が心配になり可能性のある中央アルプス駒ヶ岳千畳敷カールを見に出かけた。
光前寺は妻と知り合ってから私自身が知ったお寺ではあるが、妻は幼少から駒ヶ根で過ごし、自分の遊び場だったことから私にはどことなくなじみが深くカメラを片手に良く行く場所だ。
時節柄受験期、桜の絵馬に「合格」と言う文字が書かれた絵馬が多い。つい最近、息子と娘の受験の時は私もそうであった。

それにしても観光客が多い。地元の定常的にお参りをする人たちも勿論いるが、観光バスで回ってくる人たちの多いこと。早太郎を ソウタロウ と言う人たちが多いが、ハヤタロウが正解だ。
光前寺本堂、塔が白く染まった中央アルプスをバックにはえる。
一人でカメラをぶら下げ、時間を気にすることなくぶらぶらと歩くには良くなじむ場所だ。
春先、桜の季節にお茶会があるのか?着物姿の女性とよく似合うしだれ桜がまだ蕾もなく枝桜となっているが、青空に枝が生えすぐそこまで来ている春を感じる。

イメージ写真を変えました。


ブログ村に加入以来使ってきた「蓼科 御射鹿池の秋」の写真から愛機の写真にイメージを変えました。そもそも20年前、我が子供たちを撮るのが始まりで、初めて買った一眼レフ。さんざん迷ったあげくミノルタのαシリーズだった。α7、α707、α9と使ってきて、いざデジタルとなってレンズをそのまま使いたくてsonyを選択した。今でも使うのは50mmF1.4と500mmF8レフ。それ以外のズームレンズは結果として広角側が狭く改めてレンズをそろえることとなった。
お気に入りは、sony16-105、タムロン70-200、90マクロ。いろいろ言われるが16-105は切れが良く発色も良く感じる。若い頃どうしても望遠側に目が行きがちだったが、今となると16-105は銘玉に感じてならない。16-80にはかなわないのだろうが、10-105も侮れない。

2010年2月21日日曜日

紅白梅


この土日を利用して、父母を連れて息子と娘の大学を見に行ってきた。これはかねてより父母の希望で、この3月卒業する息子が在学中に行きたいというものであった。
たまたま帰省していた娘を同乗させてまずは娘の学校を、そして娘のマンションへ。私も含め生まれたての時から知っている孫娘が、自分たちでは尻込みしてしまう大都会東京で一人暮らしをしていると思うと感心の一言であっただろう。
一方息子は息子で着の身着のまま、アルバイトに明け暮れ、そこそこ自由に過ごした4年間であったと私は思っているが、こちらは男であるから我々の知らないところでそれなりにそれなりの場を過ごしていると思う。
息子の大学ではすでに梅が開花。紅梅・白梅が正面玄関では咲き誇る。
一泊二日の久しぶりの父母を連れての車旅、疲れたのは私、だが父母にはそれなりの記憶として残ってもらいたい。

2010年2月14日日曜日

木曽の 御嶽山


これが目的で妻と出かけた、道中19号線からそれて快適に走ると、長野県警のおかげでとんでもない事に巻き込まれたが、開田高原からは雪も徐々に増えて大滝へ抜ける県道20号では期待通りの御嶽山が見られた。
幾分日向きが遅かったが、それでも冬の御嶽山は春先のそれに比べ雪の白さが違う。あまり近づきすぎるとその全景が見られず、かといって遠すぎてもどうしようもない。
昨年、やはり2月にここを訪れているがこの時期の御岳が一番綺麗な気がする。

樹氷


権兵衛峠、トンネルを抜け木曽側に出てすぐ、一面異様な情景でキラキラと氷片が舞うかのように粉が舞っていた。樹氷。(樹氷が正解か?霧氷・粗氷・樹霜…いろいろあるようだが、総評して樹氷でよいと思う。。)
通りかかったおじさんの話では、何年もここを仕事に通うが初めての出来事だと言っている。昨夜は軽い雪降りだったのが、今朝方雨に変わりそのまま凍り付いた。と言っている。
木曽へ抜ける道路よりは、奈良井ダムへ抜ける路沿いの方が一面この状況だと言う。たまたま妻と木曽へ出かけたのだが、この情景には大きな広いものをした気がする。日を浴びてギシギシと氷が溶けて樹木の枝から落ちる様子は、古代から続く自然の不思議さを物語っていた。

木曽 白川の氷柱群


開田高原から大滝に向かい、昨年たまたま何事かと思い車を停めた白川の温泉入り口。実はこれが有名な氷柱だったとは後にネットで知った。
今日は意識的に画像をおさめようと回り込んだのだが、多くの人たちがカメラ片手に集まっていた。今がその時期かは分からないが、夜はライトアップもしているそうだ。
御岳を眺め、白川の温泉「けやきの湯」につかり、ライトアップを見るのも良いかもしれない。
出来ればそのまま大滝村の自然湖を回り帰路につくのが良いのかもしれないが、今日はその余裕無し。

2010年2月7日日曜日

摺古木山 ~ 安平路山 …と思われる。


冬に雪をかぶると改めて山の存在を知る典型的な例。南からは摺古木から安平路山が綺麗に見える。左はおそらくπ岳、π岳は摺古木からすればかなり手前になるのだが、こうやって雪をかぶって存在を明らかにすると尾根続きに圧迫して見える。摺古木のなだらかな山形と竜東から見ると切り立って見える安平路の意外になだらかな山形が印象的だ。
このルート、そうは積雪が残るとは思えない、好天を選んで再度チャレンジ。

蛇峠山


帰路につく途中、蛇峠山がくっきりと浮かび上がった。手前の馬の背から頂上付近のTV、NTT、アメダスの施設がはっきり見える。
参考)http://wadanoko.blogspot.com/2009/04/blog-post_07.html
http://wadanoko.blogspot.com/2009/10/blog-post_25.htmlもちろんこちらもスノートレッキング状態だろうが、冬場山頂を目指す人たちのブログを見ると積雪もしっかりあるようだ。南方向には「黄金に輝く太平洋」と言われるが私はまだ確認したことがない。
秋、紅葉の時期は足を伸ばすが、この状況では山頂は遠慮したい。

高嶺山 …断念


今週末は高嶺山の樹氷をと思いながら、昨日の荒天に断念、今朝は雲が多いものの青空に誘われて高嶺山を目指す。とはいうものの積雪は必至、4WDの乗車で出かけた。国道はいたって快調、凍結も残雪もない。但し、塩カル著しくドアノブなどはじゃりじゃりするくらい。道中治部坂スキー場では久しぶりにスキーの様子、愛知県系の車の多い事。
と、高嶺林道入り口は…、積雪著しく断念せざるを得ない。車の走った痕跡はあるので、オフロード系の自動車が入っているのだろうが、私の車では四駆ではあるものの車高が低くカメ必至。先日の陣馬形のスタックで懲りている妻は見ただけで尻込み。私一人なら何とか行こうと思うが、今日のところはここで引き返す事とした。当然林道入り口付近では長者嶺すら見ることは出来ないが、四駆の軽トラ必携というところだろうか。