2013年4月28日日曜日

興禅寺 ~木曽福島

 定勝寺を後にして、道中道の駅によりながら御岳も拝み、昼時間に合わせ福島へ向かった。今回は福島の「たま菜」の弁当が一つの目的で、他人とは思えないおばーさんとの会話が何ともおもしろい。残念ながら、この昼の膳をわざわざカメラを持ち込んだのにもかかわらず、食べることに必死で撮り忘れてしまった。失念。
こちらは 枯山水。中学時代の修学旅行を思い出す庭園が、木曽谷にあることがびっくり。川を挟んだ対岸の山までも庭の一部に仕立て上げた眺めは大変関心を呼ぶ。
建物はすでに鉄筋コンクリート造になっているのと、どことなく和ではなく西洋を感じてしまう色作りとなっているのが少々違和感をおぼえるが、それでも木曾義仲の墓を抱くこの寺では芸術が花開いた感じを受け、何とも木曽から連想されるイメージとはずいぶん違う文化が存在している。
こちらも春と秋、やはり訪ねる必要がある。

定勝寺 ~木曽 須原宿

少し前の新聞に刺激されて、木曽の谷の寺巡りをしてきた。南部から木曽谷へ入り、塩尻まで抜ける中山道のドライブになる。
まず、須原にある定勝寺。歴史が有り国宝建造物が多いようだが、むしろ私は「鶴亀 蓬莱庭園」を見たくて足を運んだ。歴史という面では木曽の三大寺にカウントされているようだが、確かにタイムスリップすれば宿場の真ん中にさほど離れることなく短な石段で上ることができ、多くの人が音すれたであろうことが想像つく。
来週に控えた花祭りの準備に皆が集まっていたが、地域のお寺で檀家との関わりを再考する人付き合いを感じさせるお寺だった。秋、紅葉の様子をもう一度おさめたい。

2013年4月13日土曜日

栖林寺の桜 2013

こちらは初めて足を伸ばしてみた。以前いったかもしれないが発見できずに帰ってきたかもしれない。今日も同様足下で右往左往したが、大通りに車を止めて足で探して正解だった。
塀の外にまで枝垂れた桜が何とも立派。一本桜の価値を教えてくるような感じがする。外から見ればご覧の通り大柄に見えるが、いったん塀の中から眺めると頭部の3段に枝分かれした、しかも幽霊の手を思わせるような枝垂れがとても印象的だ。しかも塀越しのアルプスをバックにちょうどの高さに作られている。日本人固有の美の世界にこだわった芸術のような気がする。
この桜、何となく気に入った。

蔵澤寺の桜 2013

2年ほど頓挫したので3年ぶりに訪れた。山門の前のスカ裏はすでに散っていたが、本堂前の垂れはピークを迎えていた。何とも老株の傷が痛々しいが、こちらも中央アルプスとコンビを組んで老木ながらの美しさを見せている。
何年か前に訪れたときには、山門の桜と比べて何とも寂しく感じたものだが、こうやってたたずんでいる姿はやはり銘木を思わせる。

吉瀬の桜 2013

吉瀬は駒ヶ岳と合わせるのが基本と心得るが、この直下には鉄塔、送電線が中央アルプスに向かって走っておりなかなか排除するのは困難だ。
オーソドックスにこんな感じだが、少々ピークは過ぎて色があせていた。どこもかしこも朝から人が訪れておりシャッター音が響いていた。
ここのところの寒さと雨でアルプスは雪が降ったのか?心配したほど残雪が減ってしまうこともなく空さえ青であれば十分楽しませてくれる。

2013年4月11日木曜日

高遠城址公園の桜 2013

駆け足で北上する桜前線は、すでに上伊那を通り過ぎようとしている。昨年の記録と比べると高遠の桜は2週間早い。比較的8部程度の花が好きな私だが、今日の高遠は少々早かったのか散った花弁の少なさに驚いた。
寒さと相まってシートやござを広げる人たちは誰一人おらず、出店が盛ってはいるものの元気よくお花見のグループは見受けられなかった。それでも谷川の花は満開を迎えておりそれなりの賑わいを見せていたが山側はもう一声の感じだった。
とにかく寒い、帰りの高速では伊那~駒ヶ根は雪が吹き付ける寒さでお花見どころではなかった。

2013年4月7日日曜日

大草城址公園

正に荒天の中、雲の動きにつれて雨が激しく降ったり、曇ったり、かと思えば日が射して青空が広がったりとめまぐるしい変化を見せた。
運が良ければと桜巡りをしながら買い物へと出かけた。麻績の舞台桜はピークを迎えていたが、空が暗く曇りぱっとしなかった。
画像はどちらも中川村の大草城址公園。大草はすでにピークを過ぎて散ったものが多く、先週が見頃だったのだろう。バックにする中央アルプスは雲の中で全く見えず。情報によるとすでに天竜川左岸は伊那辺りまで桜が上がっている。来週は北へ追いかけるつもり、しかし、天気だけはどうしようもない。。

2013年4月6日土曜日

ユキヤナギ・芝桜

異常気象?ま、こんな年もあるさ。
先週書いたように、我が家の庭ではユキヤナギが満開になり、芝桜も同様満開となった。花は不思議なもので、全体としてとらえるときれいな花とそれぞれがきれいな花。どちらでもいける花がある。ユキヤナギなどは遠目に色合いとしてとらえるとその形状から何とも可憐できれいに見えるものだが、花一つ一つはありがちな構造で重い白いものとは見えない。…私感。
あえてアップ。
こちらの芝桜も先週はまだ早生が咲き誇っていたが、遅咲きも咲きそろい満開を迎えている。庭に芝桜が欲しくてST君からいただいたのが赤い方。伊那の小沢で買ってきたのが薄紫。芝のように生え広がるかと思っていたがそうはあまくなかった。
茶臼山のように色合いを調整してその全体のすごさで圧倒する花からやはりこれも集団で見せる花に属する。いよいよ春。今日明日の雨風でこの地の桜は今年を閉じるだろうが、これからが花の季節かな。