2010年4月25日日曜日

ハナモモ 駒ヶ根中沢すみよしや

南信でハナモモと言えば阿智のハナモモが有名だ。当然私もそこへ何度かでかけてみた。しかし今年は方向を変えて駒ヶ根竜東の中沢集落にあるハナモモの里を見に出かけた。ここが今日の本来の目的地。中沢と言えば話題のパワースポット=分杭峠を超えて152を長谷へ下る途中から天竜川を目指した途中にある。先日の桜の蔵澤寺もこの集落。伊那街道では吉瀬の桜の道中でもある。大通りからそれてしばらく走ると、一見してそれと分かる色彩座やかな光景が広がる。
何でも すみよしや のご主人が年数をかけて植えてきたハナモモがここまで成長して はなももの里 となったらしい。川縁にはまだ桜も花をつけハナモモとの競演もされている。こうなるとこの 洞 はハナモモの洞。道中を含めそこかしこにしろやピンクの花が咲き乱れる情景が広がる。ここのハナモモはまだ若いのか?色の混合が少ない。阿智のハナモモがしろから赤に占領されてピンク、赤、紅と年々見た目に赤に占領されていくのに対し、ここ中沢の色合いは一部で混合が始まってはいるものの、しろはまだ独立色として白さを誇っている。
混合が始まる課程の赤と白のまだらなマーブル色は何本かあるものの、その点では新鮮に純白色が見られる。大鹿の大西山の桜ではないが、たった一人の年数をかけた活動がここまで立派になれば見事なものだ。あとはこの自然の美しさをどうやって観光や商売につなげていくか?それが課題だろう。

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