2012年7月8日日曜日

青いケシ ~大鹿村 中村農園

3年ぶり?くらいに芥子の花を見に大鹿へ上がってみた。前回は何とも山道を走らされてどこへ連れて行かれるのか不安で仕方がなかったが、今日は2度目、十分承知した道なりで大沼キャンプ場を目指して登った。むしろ九輪草の咲く大沼が良かったのだが…
初めて見に行った時はバックに残雪の南アルプスが見えて大変感動した記憶があるが、今日は比較的雲が多く赤石山脈の稜線は顔を出さなかった。
青い芥子の花で多くの人たちが訪れるが、けしてヒマラヤポピーと呼ばれるヒマラヤ芥子とは違うらしい。ヒマラヤに咲くブルーポピーはもっと可愛らしく小さく、目谷出会う事がないほど希少種だそうだ。
こちらは「黒ほおずき」…何とも珍しい。異種独特の色合いをしているが形状はまさにほおずきの形をしている。
すぐそこに南アルプスの稜線を触れるようなこの山奥に、広い耕地が確保され多くの人たちが耕作をしているのは何とも農業民族の力強さを感じる。

2 件のコメント:

なりひら さんのコメント...

青い芥子の花;とても神秘的ですが、この辺りに咲く固有種でしょうか?興味があります。

和佳(waka) さんのコメント...

特別な固有種では無いと思います。文中にも書きましたが、知人のヒマラヤを歩いた方によりますと、本来のヒマラヤケシ=ブルーポピーと呼ばれるものはかなり標高の高いところにひっそり咲くものであって登山を行っても滅多に見ることができないそうです。そういった意味では気候に適応した固有種になるのかもしれませんが、高度の高いところに適応することは確かだと思います。比較的長い期間開花しますので是非ご覧下さい。