2011年4月9日土曜日

高松薬師堂の桜

3/11の東北関東大震災以来、自粛ムードが漂いようやく1ヶ月を迎える最近、どうにか自粛ばかりでは経済活動が停滞するとテレビでも言われ出した。被災された皆さんにはお悔やみを申し上げることは言うまでもないが、確かにすべての行事が自粛ムードに走り泣きっ面に蜂の状況はさらに拍車をかける雰囲気を肌で感じる。
ご多分に漏れずに、あれ以来気分的に乗らない私はカメラと三脚を持ち出して動く気になれず、この1ヶ月をうじうじとしていたのは事実だ。この恐ろしい自然災害は、東北から遠く離れた私にも精神的ダメージを与えているのは確か。しかし、地球の自然は輪廻、遅い早いと勝手に人間が言ってみても間違いなく繰り返しをしている。

この土日、不定期な時間に追われる仕事にさわやかな春空の下動き回ることはできないが、それでも日常生活の中で気になりだした桜の状況は焦りを感じさせ少々夕方になってしまったがざっと回ってみた。
高松薬師堂の桜。この通りを通勤路として7年目を迎えたが、昨年も書いたようにこのお堂の周りが整理されてから桜が生き返ったような気がする。これが広い丘にでもあれば十分名の知れた桜になるのだろうが、やはり現代の近代化した町並みの中ではやはり桜もそれなりの環境の中にとけ込まないと美しさを強調できないのかもしれない。
Yくんが「桜は見られて美しくなる。」と言ったが、確かに樹形や色合いは見られて美しくなる。
同期の桜とはいわないが、日本人の生活文化の中に広くとけ込み、一番マッチするのは桜かもしれない。

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