2011年2月12日土曜日

上野 東照宮

湯島天神からあえなく 不忍池 がある。ここは元々競馬場。確かに行ってみると周遊する歩道がそのまま競馬場となる様子が分かる。今放送中のサザエさんのオープニングにも新旧比較のテーマでこの不忍池が出てくる。
あいにく吹き付ける雪の中湖面を渡って不忍弁財天をお参りし、上野公園に上がって東照宮へ。これもまたその名の通り徳川ゆかりのものだ。「冬牡丹」祭りが開催され積雪が残る園内には一見ネズミ男のようなわらの笠をかぶった牡丹の花が見頃を迎えていた。
大きな灯籠、雪、牡丹を構成すればここが東京かと思わせる奈良の様相を思わせてくれる。

社殿は現在改装中で上部はご覧のように工事用のシートがかぶっている。
東照宮と言えば当然日光東照宮ではあるが、湯島聖堂に始まったお茶の水から上野の夫婦ぶらりたびは、東京というよりは江戸。徳川300年の歴史に根強く影響され育った文化が随所に見られ、また上野に東照宮などがある事自体があまり知られていないのはないかと思わせる発見の旅に終わった。
また次回、有名でいて行った事の無い旅を続けたい。
参考) http://www.uenotoshogu.com/

0 件のコメント: