2012年3月12日月曜日

奥多摩の雪

娘の卒業に伴う引っ越しでこの週末は東京で過ごした。この場所にお世話になって丸4年、娘に言わせると学生の間でいろいろと話をしてみるが過ごしやすい環境で4年間を過ごせたようだ。
その4年間で妻と足を運んだが、今年の今の季節は格別であった。初めてビルの間から望む山並みに雪が見えた。
おそらく、奥多摩の方向、関東山地、伊豆半島の押し上げた日本のシワに違いないと思う。昨年災害で全てが狂った我々はもう1週間あとにここを訪れていたが、既に桜が咲いた状況で早めの春を感じていた。ところが今年はこんな状況。富士山の雪は当たり前だが、東京で見る雪景色は意外にも寒さを感じさせられた。
朝日を浴びて静かな住宅街では朝からカラスが賑やかだ。
高層化したマンションのにわを我が物顔で飛び回り、ひたすらゴミをあさるように見える。決まって屋上にあるアンテナ類を止まり木として当たりを見回している。勿論カラス以外の鳥もいない分けではないが、人間と一番共存が進んだと思われるこの鳥は都会の中でもたくましく生きている様子に見える。

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