2010年10月24日日曜日

赤沢自然休養林

妻のこの秋念願の赤沢自然休養林。森林鉄道に乗るのも私の念願。一昨日の天気予報では天気が良かったのだが、昨日の天気予報では曇り雨、今朝の天気予報では午前30、午後80の降水確率。帽子とヤッケに防水スイスプレーを吹きかけて8時出発。ナビによると我が家からは権兵衛峠超えの19号路線が選択される、少しずれて飯田市内からだと256の清内路峠超えが選択される。いずれにしてもちょうど中間地点に存在しどちらでも100km未満の地点だ。
さて、調べた結果では車を置いて少々歩くつもりだったのだが、意外にも軽自動車のために特等席の駐車場に案内され真に都合の良い状況となった。所要時間2時間弱。10時ジャストの森林鉄道はあえて流して鉄道資料館を見学、この木曽谷が林業で栄えた歴史が伺える。10:30発の鉄道に乗るがあっという間の10分程度、それでもスプリングの効かない衝撃を直接受ける乗り心地は無骨で心地よい。ここでこの林業が栄えそして我が父もこの地で今の基礎を学んだ地盤がはっきりと伺える。ここで特記すべきは、鉄道の乗車券が檜の板である事、この板に焼き印で鉄道が描かれ、さらには消印が押されるのだがその1枚1枚が祈念になるべく丁寧に仕事がされている事だ。これには鉄道に関わる人たちの人柄も現れ、いい加減ではなく訪れた人たちへの心遣いが感じられ感動する一品だ。
あいにくの天気で青空は望めないが、妻の新調した万歩計と熊除けの鈴高らかに、トレッキングが出来る。コースをどう選択するかによるが、歩道は整備され起伏もなくなだらかに歩くためにリュックを背負っても負担を感じず無理なく歩く事が出来る。この点季節を選べば気軽にトレッキングできる恵まれたコースだ。ここは休養林だけでなく赤沢筋であれば十分紅葉が楽しめる場であり自分の中では香嵐渓よりは少しランクが上がり、来年も是非出かけるべき場所と整理しておく。

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