2010年9月26日日曜日

これぞ農家のスーパーカー 軽トラオープン

もう20年ほど前になるが、竜東のとある処で見通しの悪い交差点を曲がるとヌッっとこの軽トラに出会ってビックリした事がある。それが私のこのオープンカーとの初めての出会いだが。小雨の中この車に果樹農家のご夫婦と思われる2人が並んで座り突然現れた姿は正に意表を突く光景だった。今日は竜西の山麓線を縦断し、山の様子を眺めながら走ったのだが、このスーパーカーの出現に喜びを感じた。この車オープンにする事で果樹の枝の下をくぐり抜ける事が出来る、さらに四駆となれば多少の傾斜畑でも十分駆動力が有る、私はこの車に四輪チェーン装着でぬかるむ傾斜畑を果敢に上る勇姿に遭遇した事もある。ただ、この手のオープンカーで大切なのは旧サイズの小型である事だ。軽も規格の変更で排気量も増加し、さらにはワイド化したが大切な果樹はやたらと植え直しは出来ない。樹間を通り抜けるにはこのサイズが必要なのだ。おまけに荷台はコンテナ搭載時にベストマッチの寸法に出来ており、この手の使い方には軽トラのワイド化は真に実用性を無視した開発にほかならないだろう。勿論ナンバープレートは外され果樹園内だけの立派な農業耕作機だ。

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