2010年8月22日日曜日

蓼科山

白樺湖池の平の黄金の森へゆりを見に出かけた。当然ゆりはすでに富士見でおさえているので、むしろそこから先で女神湖から見る蓼科山をおさえるのが主なる目的。
女神湖は白樺湖と蓼科湖とは違ったおもむきがあり、3湖の中では一番私が好きな湖だ。…と言っても灌漑用のため池が始まりなのだが…

特に女神湖センターのオムライスはいただける、これを食堂デッキで女神湖を眺めながら湖面を渡る涼しい風の中でいただくのは例えようのない贅沢に思っている。諏訪湖付近で山越に見えるプリンのような山様はねたまたま山頂だけが見えるためで、奥蓼科へ登るメルヘン街道沿いではその横に並ぶ一段低い段が安定感を出している。女神湖からビーナスラインを上り白樺湖と蓼科山、いったんほらを下って登り返した蓼科湖からの蓼科山。それぞれ独特の山様で連峰の姿を現す。
蓼科山は八ヶ岳連峰の中では北端、南方の険しいカルデラ崩れの切り立った稜線と比べると優しく丸みをおびなだらかな肩を見せている。神話の富士山と八ヶ岳の話は前述の通りだが、その続きに富士山に蹴飛ばされ吹き飛んだ八ヶ岳を哀れんでそっと寄り添った妹が蓼科山とある。

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