2009年9月19日土曜日

妻籠宿 … 再び

娘が合宿を終えて再び帰省したため、妻の休日に合わせてドライブを楽しんでいる。
今日は上矢作の風力発電所へ行こうかと思っていたが、青空が期待薄く初めて見る娘のインパクトに欠けると思い、同方向の妻籠宿へ足を伸ばした。
幼少の頃馬籠宿へは言ったことがあるがおそらくあまり記憶にないだろう、今年になって我々夫婦は2度目だが、行くたびに新たな発見がある。ごらんいただきたい、今話題の民営化された会社の方だ。何ともしゃれた格好で宿場の各戸へ郵便物を配達する。
この笠、正面に〒マークがプリントされ、なおかつ持ち運ぶバッグは木製の箱、側面に 御用 正面に郵便と書かれている。またこの宿場の郵便局もまた、町並みをそれに合わせたたずんでいる。


果たして格子の多いこの宿場だが、元々宿場に格子が多かったのかは疑問だ。
逆に我々が格子で宿場と古さをイメージとして作り上げている傾向は否定できない。
だが、各家の格子の一部に、必ず野の花が生けてある。これは感心する、たいそう派手な花ではないが、そしてまた今さっきそこからとってきた花のようだが、この花がその人々の人柄を現す。
どのようなものでも維持管理を行い、存続させていく難しさもあるが、一番大切なものは復興に立ち上がった志を受け継ぎ、継承させていく事だと思う。

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