2011年9月12日月曜日

中秋の名月

中秋の名月は旧暦の8月15夜の月を指し、常に満月とは限らない。しかし、今年の中秋の名月は6年ぶりに満月と重なり月様を見せてくれた。月を眺める文化は中国・日本では古くからあり、日本では縄文時代に既に存在していたと言う話も聞く。まあ、古くは自然物崇拝が基本であるから、地球上の身近な自然物と同様に生活には身近な存在であった事は確かで理解できる。
いずれにしてもこの地は今宵天候に恵まれ、ただ撮っただけでは太陽のように光り輝く球体となってしまう。
こちらは月の南部半分の切り出し。代表的なティコクレーター。直径85km、比較的新しいクレーターのため(とは言え1億8千万年前だそうだ)にその後のクレーターが重ならず綺麗な形を保っている。内部は反射率の高い物質に覆われ筋状に見えるものは地形の起伏ではなく、このクレーターから反射された光条で1,500kmもあるそうだ。この反射率の正体が比較的保温効果があるのか?クレーター内はホットスポットと呼ばれている。

1 件のコメント:

アトリエタムロ さんのコメント...

月、きれいですね。
今回の十五夜はとてもきれいに見えました。

南信州にはご縁があって、私の両親は
飯田に移住して10年以上になります。
きれいな空気と水と風景。
今度、カメラを片手に歩いてみようと思います。