2010年1月10日日曜日

成人式


下の娘が成人式を迎えた。上の兄の時は自宅で着替え会場へ送るだけだったが、女の子は手がかかる。朝から美容院、着付け、写真撮り。まさしく分刻みで父親は送り迎えばかりだ。それでも我が子が成人式を迎えるのはうれしいことだ。つい最近産声を効いたばかりの気がするのだが、もう二十歳。
地元に住む子たちは前撮りで写真をすますのだろうが、他県の学校へ行っている子供たちはそうはいかない。前撮りなどする時間もなく、今日が唯一着物の日だ。
美容院と着付けはよいとして、めちゃ込みの写真館は大変だ。どこの会場も開会の時間はほぼ同じ、ところが写真館の時間は押し気味で、時間が迫る中親の気持ちばかりが焦る。私の頃は夏の成人式、Yシャツにネクタイで出かけ、いいだけ飲んでみんなと遊び回った。もう何年も前のことだ。
時代の背景か?どの子もレンタルの振り袖、これが一昔前ならここぞとばかりに振り袖を作ってやるのだろうが我が家を含め今の経済状況ではそんなわけにはいかない。しかも出来るだけそこそこでやすく。
写真館で複数の女の子たちがそろうと明らかに着物の善し悪しがはっきりとする。さすがにこれはと思う着物の子はじーさんばーさんまで同伴で一族写真だ。
我が家もせめて家族で1枚撮れば良かったか…出かけてからの後悔だ。

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