2010年6月13日日曜日

しんわの丘ローズガーデン バラ

偶然知ってここに足を運び出してから3年経つ。一昨年は遅く、昨年は不作(私的感覚)今年は早めの行動でベストだったと思う。花に関しては私感ではあるが満開よりは7~8分先が一番勢いもあり美しく感じる。それぞれのステージでそれぞれの美しさがあるのだろうが、最盛期に向けみずみずしく花を咲かせる時期が一番。梅雨入り確実と言われる今日、降らなければ良しとして妻と出かけたが、やはり青空は必須。今年は通行規制もされて例年入り口付近まで来るまで行けたものが、高遠城趾に車を置いてウォーキングとなった。…これが返って良かったのだが。
この丘のシンボル的存在というものが「アンネのバラ」あの15歳で短い生涯を終えたアンネ・フランクの家の庭に咲いていた。と言われるバラ。平和を願うアンネの思いを受けて世界的に広がっているそうだ。成長に伴って色合いを変えピンクからイエローへと変色する。「スーベニア・デ・アンネフランク(Souvenir d Anne Frank)」(アンネの思い出・形見)。ベルギーの園芸家が作った新種のバラで、アンネの父オットー・フランクに贈られた。1972年に、オットー・フランクより10本が日本に贈られた。日本全国で「アンネのバラ」として育てられている。
この現実を知ると暗くなってしまうが、このバラの色合いはひときわ人目を引く。むしろ明るく彼女の意志を語り継いでいく事の方が重要。

0 件のコメント: