2016年4月3日日曜日

2016 遠山郷 和田の御柱

 数えで7年に1度の御柱。過疎化が進む村部ではその引き手がいなくて困っている。前回と比べると随分と人は減ってしまったものの、それでも大通りいっぱいに広がる人の群れは、御射山祭りでは味わえなくなった人混みを形成し、賑わいを見せていた。
私の記憶が正しければ、そもそも、御柱祭りは遙か昔、坂上田村麻呂が蝦夷征伐に向かう願掛けから始まる。諏訪大社に参拝後蝦夷征伐に向かい、その結果が良かったことから7年に1度社の建て替えを行ったことに由来する。以来1200年の余続くお祭りである。これが本来の諏訪神社系列の式年祭と思われる。
昨今行われた飯田のお練り祭り、実は式年祭に該当するのは本尊(現在ではレプリカ)が街へ出て練り歩くのが式年祭。お練りはそれに便乗して始まったと思われる。

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