「御射鹿池」、晩秋の奥蓼科はすでに紅葉が終わりに近づいている。
おそらく赤や黄色もあったであろうこの池も、唐松を主体とした色並みに落ち着いている。それでもこの美しさは他では味わえない。
どことなく見たことのある光景ではないか?これを全て青色ベースで塗り替え、白馬が登場すれば… かつてあの東山魁夷が描いた「緑響く」
そのものになりそうだ。そう、ここがあの場所。
そのものになりそうだ。そう、ここがあの場所。
機材をリュックで背負い、曇り空にもかかわらず、色づいた山並みの反射で明るく感じる道を歩くと明治温泉。
そこから横谷渓谷へ降りると「おしどり隠しの滝」。
一枚岩や横谷観音など有名な自然の情景が広がっている。河床は一枚岩、長年の水の力でなめらかに水が流れるが、いざ河岸の岩はもろい堆積層の岩になっている。やはりこちらも少々紅葉には遅いが、そこ彼処に遅めの赤や黄色が息づいている。
次回もう少々早めの行動と、やはりここも四季を通じて押せる必要があると実感。
0 件のコメント:
コメントを投稿