伊那谷の初雪は月曜日=11月21日だった。南アルプスよりも先に中央アルプスが白く染まり、南端の安平山や摺古木山が白く存在を明確にした。間を開けることなく連日の冷え込みで赤石山脈も白く染めその存在感を誇示する季節がやってきた。
春先、確か中央アルプスの方が先に白が無くなった事を思うと、理にかなった順番を繰り返すのだと思われる。里ではまだ紅葉の終わり=晩秋を彩っているが、アルプスの山頂では長い冬が始まっている。北は仙丈ヶ岳から間の岳、農鳥山、塩見、荒川を経て赤石岳がその稜線を明確にした。
さらに南方向から眺めると、正面に伊那山脈越えに赤石、小赤石が前茶臼と奥茶臼の間に姿を見せている。南アルプスがオーソドックスになって久しいが、我々が中学時代までは「赤石山脈」と教わったのだが…、その本家が赤石岳。その麓に暮らすだけにあえて南アルプスは避けて赤石山脈と打ち出した方が良いのではと思う。。。
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