下界のうだるような暑さを避けて一時の高原の涼を求めて、弁当を持って妻と下栗経由、御池山林道でしらびそへ。道中の矢筈トンネルからは天然のエアコンが効き窓全開で涼しい空気を味わってきた。我が愛車の軽カーではエアコンのコンプレサーをはめたままのエンジンへの負担は無視できるものではなく、登り続きの道中ではターボタイマーの時間も伸すばかりでその負担の度合いが計り知れない。
ご覧の通り、南アルプスは雲の中。いつもなら半場亭の前から見られる聖、兎もその山頂は夏の雲に覆われ姿を見せてくれなかった。
幾分夏休みを迎えたこの時期、半場亭の駐車場は満車。期待通り弁当持ちが正解だった。それにしても他県ナンバーが多く、毎度ながら"寝て来る"バイク軍団にひやひやものの道中だった。
唯一青空が見られたのは北の方角、しらびそ山荘の北だけが青く光っていた。1時間ほど過ごしたしらびそでは、十分に冷え切って「寒い」と言った状況だった。冷えた上に乾いた空気はまさに天然のクーラー、この地のありがたみを味わって蒸し暑い下界へと戻ってきた。
2 件のコメント:
雲の上の世界はもうすっかり秋だったですか?
標高1,000mを超えるこの地では、真夏でもひんやりとした空気に包まれます。もちろんそれを涼として求めているわけですが。秋の訪れと言うよりは自然の恵み、涼しい真夏と言ったところです。
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