地味だけど大原 勝林院。あまりに有名な三千院の隣にあって極めて地味。但し、この地域の住所を調べると「大原勝林院町」となっている。詳しくは知らないがおそらく想像するにこちらの寺の方が古いのであろう。
見るからに館自身も随分老朽化しているが、三千院との比較が先行するからであろうか?本堂のみ、周りの庭も小さいがそれだけにこじんまりとした古さを感じさせる。
後ろに控える山は雑木林に覆われているが、そのさらに奥に見える紅葉の樹木が返って奥行き感を与えておそらく意識したであろう造園の意識を感じさせられる。
さて、3日間を振り返って。若干既に触れてはいるが秋の京都は贅沢そのもの。四季を問わずおそらく京都は一月ほどかけないと見尽くす事は出来ないであろう。今回のテーマ東山は主立った所を回るのにも丸2日間ではとうてい足りなかった。先を急ぐ旅ではなく行き先の目的はありながら贅沢に納得いくまで時間をかけて見て回れば東山でも1週間は欲しいところだろう。
出かける前、無謀にも嵐山も一回りする予定ではあったがそれは次回の楽しみとして正直「また行きたい」と言う言葉で3日間を締めくくりたい。
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