やはり平日とあって高原の賑わいは寂しい。私がたどり着いた昼近くは車が3台程度であった。それでもその道中は何台かの車とすれ違ったので上り下りしている人たちがいることは確かだが。
その名の通り赤石山脈の稜線から奥、静岡上空には雲が出ていてコントラストがつかないが、稜線はくっきり。
聖 兎 中盛丸山 大沢 小赤石 荒川 までがくっきりと手に取るように見えた。ここでの大沢の屏風状に切り立った山容と、明らかに山色の違うごま塩の荒川がくっきりと仁王立ちしていた。いずれにしてもこの山並みを見ながら座っていれば、時の過ぎるのも忘れてすがすがしくなるのは事実。欲を言えば本尊の赤石も見えると文句ないのだが、そこはそれ懐の深い山「赤石」、そう簡単には拝ませてくれない。くっきりした樹界がはっきりと見え、もうじきこれを茶色に焦がして頭を白くする季節がやってくる。
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