先週の東京強行軍では、朝晩の冷え込みの中桜の開花を発見できたのだが、こちら長野県南部ではまだまだ桜のシーズンを迎えることが出来ない。
例年、娘の春休み中に桜の名所をいくつか見られるのだが、今年は梅の花が精一杯。桜を見ずに前期の開始、東京へ出かけることとなった。東北関東大震災の影響でそれぞれの大学が卒業式や入学式の自粛。入学試験を行えない大学はどうしたのだろうか?
恒例の早咲きの桜も蕾が赤く染まった程度で、今は梅が真っ盛りだ。紅梅は色を染め一段とめだって近寄ればその甘い臭いを周囲に漂わせ、通常の梅はそこかしこで満開を誇っている。
梅の花は桜と異なり比較的人の生活と密接で、山桜というのは聞いても山梅というのは聞かない。それが証拠に田畑に植えられたもの、水田の土手に植えられたもの、庭に観賞用として植えられたもの。いずれも人里で生活の一部となっている。
桜の前の静けさに今は梅の全盛期、例年より少々ゆっくり足の春の訪れだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿