諏訪湖を秋宮から半周し、岡谷市の湊地区、中央道の直下にこのしだれ桜はある。
案内を元にこの桜を探してたどり着いたが、見事な一本桜。そのいわれはと言うと、2006年7月の豪雨災害で土石流に襲われながら倒れなかったシダレザクラ。記憶に新しい諏訪岡谷地区が災害に見舞われ犠牲者の方も出たあの災害、桜近辺の道中は真新しい災害復旧のあとが見られ新築の家も多い。
樹齢110年余、高さ約20メートル。傍らに土石流で流失後、再建された本殿が立つ。中央道を走行中は諏訪湖ばかりに目がいくが、その足下で平和な生活の祈りを続ける一本だ。
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