毎度、千畳敷カールにまつわる宝剣岳。
今回はここのところの雪で、あの宝剣岳もかなり白くなったのではないか?と言う淡い期待で出かけたのだが、この千畳敷カールを持つ宝剣から伊那前岳の外縁山ではトップを誇り、おそらく氷河が削り落とす最初のスタートではその勾配は直壁で、雪がまつわりつくシワなどは何も無いのであろう白く化粧する余地を与えてくれない。
テストもかねてかなりの焦点距離に持ち上げてみた。400mm+APSC+テレコン×2 =35mm換算1,200mm。宝剣の頂上に誰か立っていないかと思ってみたが確認できない。それでもこの厳寒の中雪壁を登る登山者は絶えず、右側のルートとルートを上る2名の姿が確認できる。バックの空が深い青に変わり、しかも雪をかぶったこの山には何かしら魅力を感じる。手前千畳敷ホテルから少し下ったカールの縁部分はモレーンなのか?ふっくらなだらかな部分がトップの厳しさに対し優しさを感じさせる。
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