先月の12日 http://wadanoko.blogspot.com/2010/12/blog-post_13.html の様子からすると、年末年始の雪をいただいて相当な白さを増しているのではと思いつつ気になっていたのだが、切り立った宝剣では雪が積もるはずもなくその岩場は相変わらず石目を出していた。
今回は少し角度と距離を変えて南側から遠目におさえてみたが、あらためて氷河期の終わりにこの地形を造りながら氷河が後退したと思うと、伊那谷は赤石山脈からの崩落と、木曽山脈からの崩落、その両方を受けて相当な堆積物が生じたのだろう。そして天竜川がその堆積物を運んだのか?または伊那谷自体も氷河の南下を受けて削られたのか?自然のなせる技でできあがった自然美であるが、そこに住み着いた我々など歴史的にも新参者であり、その存在期間も取るに足らない時の一瞬なのだろう。
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