昨今「氷雪の門」http://www.hyosetsu.com/ の36年ぶりの上映が決まり、太平洋戦争ばかりがクローズアップされる日本の中にあって、その後に続くシベリア抑留は周知の事実だ。中国・韓国に何かと交渉カードで切られる我が国だが、終戦間際の旧ソ連のこの行為もお人好しの我が国にとっては大きなカードとなるはず、映画完成後国外圧力で上映がされなかったが、これを期に人間の愚かな行動をあらためて考えてもらいたい。
さて、3月の中旬に家族で行った東京九段の靖国神社にある歴史ある館。http://wadanoko.blogspot.com/2010/03/blog-post_22.html
歴史は古く明治時代から建築の構想が持ち上がり、太平洋戦争では空襲を受けて一部は消失したそうだ。館内に入るよりも先に、館外から一目瞭然なのが零戦。この零戦あまりに有名な日本の名機だが、その零戦の名の由来はマニアではない限り知られていないだろう。昭和15年が皇紀2600年、この皇紀の末尾数字の0を取って零戦と呼ばれた。根本的に艦上戦闘機、日露戦争以来の大砲ドカンの戦艦戦から空へ、航空戦に切り替わるかどき、空母が戦闘機を搭載してより近代戦に変わる時期のものだ。空母に搭載される艦上戦闘機はその前からも存在したが、ランディングギア=足が翼に格納されるのもこの機の特色だ。
もう一つがロケット特攻機「桜花」。 1.2tの火薬を搭載し体当たり攻撃を行う特攻機だ。人間魚雷「回天」も有名、特攻と言えば航空機による体当たりが承知のところだが、それ以前から特攻を目的とした武器も十分開発されていた。日本人の美学、生き様として「桜」に代表される言葉には表せない様相は人それぞれで感じ方は違うが、その時代を生きた人々の歴史の上に今を生きる我々がいる事は忘れてはならない。
もう一つがロケット特攻機「桜花」。 1.2tの火薬を搭載し体当たり攻撃を行う特攻機だ。人間魚雷「回天」も有名、特攻と言えば航空機による体当たりが承知のところだが、それ以前から特攻を目的とした武器も十分開発されていた。日本人の美学、生き様として「桜」に代表される言葉には表せない様相は人それぞれで感じ方は違うが、その時代を生きた人々の歴史の上に今を生きる我々がいる事は忘れてはならない。
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