2013年1月19日土曜日

千人塚

今年の冬はどうかおかしい。南アルプスの3,000m級を含めて山肌の積雪量が異様に少ない。個別に言うと中央南端では摺子木、安平路山あたりの積雪量が少なくやたら山肌が黒く見えている。南では塩見の山肌が黒い。例年この時期光り輝くような水色の山肌になっているはずがどうもおかしい。
珍しく昨年末から里では雪が降り積もり、先週あたりは何年かぶりの大雪だったのに、まち中の路地の雪に比べ山の積雪が少ないのだ。降雪量が少ないのか?または温暖で融雪が早いのか?
そんな疑問を持ちながら伊那北まで高速で走り、農免を南下してきた。先週の反省で南アルプス狙いの時間を午後に絞ったが、中央が快晴なのに対し残念ながら南の今日は雲の中だった。何点かポイントを地図に落としながらのドライブは撮らなくても楽しいものだ。

2013年1月13日日曜日

常念岳・横通岳

正月を理由に妻と行ったことの無い 穂高神社 へ出かけてみた。思ったよりも日当たりが早い時間から始まり空が青くなったからだ。当然北アルプスへの期待は高かったのだが…。
穂高神社と安曇野族の話も興味シンシンだがそれはまたの機会として、昨日から南・中央とおさめ、今日は北アルプス。北に向かって北常念から常念、横通岳ひときわ目立つ綺麗な山容。この常念と横通の形成する洞の裏側に槍が隠れる。さらには常念の左奥に本山奥穂高が存在する。奥穂高は赤石同様奥が深い。稜線の十字路槍は上空から見ればすぐ分かるが、奥は大きな山体をして見つけにくいのが私の感覚。いずれにしても常念の北側斜面は綺麗なラインを引いている。
南・中央に比して北の雪は結構ある感じ。

2013年1月12日土曜日

空木岳

変わって中央アルプス南部。駒ヶ岳、宝剣と並んで登山者の多いのがこの空木岳。南駒から北へ向かって流れると山頂ピークが幾分ぎざぎざとした感じがあって比較的なだらかにピークを形成している穏やかな山容だ。
もちろん北へ向かえば駒ヶ岳を経由して将棋頭まで縦走可能だが距離がかなり長くなる。
総じて今年の1月は里の雪は多いのだが、アルプスの雪は少ないのか?融けてしまったのか?いずれにしても黒い山肌が目立つ春先のような色合いを出している。

塩見岳

荒川からさらに北へ。小河内、烏帽子、本谷を経て塩見にいたる。
この山の山容はむしろ名前を烏帽子と変えた方が良いのではないかと思うほど南から眺めると西にたれたように山頂が見える。まさに烏帽子形だ。
どこから見てもこの山は見極める目印になる。千丈を見つければ北、間ノ岳、農鳥が分かるように塩見を見つければその南部、に流れが生まれてくる。実際塩見は本谷から東へ稜線が行ってからのピークだからその山体自体がかなり大きく存在する。
今年の塩見は同じ時期とすると積雪が少ない。

荒川三山

小赤石から稜線を北にたどると荒川三山につながる。三つのこぶがある内真ん中のこぶが荒川前岳、その左が中岳、さらに離れておくの幾分黒い山が荒川奥岳(悪沢)。平面的に見れば奥と前では相当に離れているが、西側から屏風を眺めるとこんな感じに並んで見れる。これも茶臼と同様伊那谷側から見るのが正規なのだろう、前岳が伊那谷側に位置するから。あの稜線の向こう側は静岡大井川水系になる。

赤石岳

物心ついた時から聞かされてきた山の名がこの「赤石」だ。
南アルプスなどという事が無かった頃、赤石山脈(小学校でもこう教わった)と呼んだ名主の山。
右側から前茶臼の陰に大沢、駆け上がって平らな部分が百間平、そこから駆け上がったところが赤石山頂。幾分下ってさらに登ったピークが小赤石山頂。左は荒川三山へと続く。さらに北から撮れば兎方向へ向かって稜線が見えるのだが、時間と日向きの関係でこうなってしまった。前々からおさえたかった山容だが、次回はもう少し北からチャレンジ。

前茶臼、奥茶臼、大沢岳

3連休、今週は何も無く休める。早朝おから天気を気にしながら過ごしていたが、ここのところの天気と違って朝は雲が立ちこめた。3連休の内青空を期待できるのは今日だけの様子、と思いながらもひょっとすると降らないだけで青空は望めないかも?と思いつつ、先日見つけた摺古木山のポイントに出かけたが立ちこめる雲とガスでくっきりと見えない。
一挙に駒ヶ根まで高速で飛ばし、中央アルプスと南アルプスをターゲットに撮ることとした。
右側、三角錐の綺麗な形が奥茶臼。伊那谷、特に駒ヶ根を過ぎたあたりから南に向かって特に目立つ。飯田のまちからだと右上から左下にかけて帯び(堆積層の帯)が見られ、上部と下部が帯を挟んでずれたように見える。明らかに地層界で滑っているようだ。左の台形形の山容が前茶臼。伊那谷北から見ると前と奥は離れているが、南部へ向かうほどだんだんと近づいてくる。命名はおそらく伊那谷側でつけたのだろう?前と奥はこちら側~見た配置だ。
その左、積雪をまとっているのが大沢岳。大沢岳は赤石とのセットで紹介だ。

2013年1月6日日曜日

中央アルプス


謹賀新年、皆様明けましておめでとうございます。
昨日は仕事におわれたが、今日は妻と出かける事とし伊那谷縦断のドライブを久しぶりに行った。昨年の秋口からめっきりカメラを持ちダウ機会が減り、もっぱら休日は仕事に費やしていたのだが、年明け昨日は天気が良いのを尻目に自宅で仕事を行い今日に備えた。
雪が降ってから始めて山並みを眺めた気がして、バックの青空に映えるアルプスのスカイラインがまぶしく見えた。
画像右、綺麗に三角錐に見えるのが「将棋頭山」その奥に木曽駒ヶ岳があるはず。センターが宝剣ではないかと思う。左端のちょこっとしたのは檜尾岳?写真目的では無かったので回り込んでまでの確認はしなかったが、次回このためだけに一回りをする予定だ。