残雪の気になっていた乗鞍岳だが、野麦峠から眺めるばかりではもったいない。妻と二人思い切って野麦峠から野麦部落に下りて、高根経由飛騨の高山まで足を伸ばす事とした。
まずは乗鞍岳、日頃の行いの良さからか?晴天に恵まれ家を出るときは霞に覆われはっきりしない稜線だったが、なになに木曽谷から一路山へ向かい出すと青空一色。残雪をとどめる乗鞍は私のイメージ通りの姿をそこに現していた。ご存じか?中央分水界の最高地点はこの乗鞍岳を通る。下界の新緑に足下を暖められながら、これから夏に向けて徐々にその雪を減らして夏模様となる。
飛騨の高山、野麦峠から下っておおよそ1時間半ほどでたどり着ける。今までその1時間半が気が重く足を伸ばさなかったが、いつも同じ路ではおもしろくなく、妻と話して高山へ足を伸ばす。妻は高山は初めて、近場で手に入る飛騨の猿簿簿は承知だが。平の休日ではあるがこの町は勢いがある。古い町並みを歩き、屋台記念館を見てきたが予想通り1日では全てを見回る事は出来ない。いつか妻と、野麦で乗鞍を眺め、飛騨を堪能した後、さらには白川郷へ回って日本海。時間に追われない二人の旅をするのが夢だ。
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