昨日は2度目の富士見高原へゆりを狙って出かけたのだが、あいにくの高速での事故に巻き込まれ折り返しで帰ってきてしまった。
事前から事故のことも知っていたし、走っていく間にはこれも開通されると思っていたのだが、とんでもない、ほぼ夕方まで通行止めは解除され無かった。
こんな場合どうなるのか?1,000円ルールは2回カウントなのか?それとも何らかの処理で1回カウントとされるのか?
それにしても迷惑な話、幾分腹を立てながらも交通事故だけは誰でも起こりえる話、あまり気にしないこととしよう。
さて、BSJに「にほん原風景紀行」と言うのがある。前回は日本のチロル下栗が放送された。次回は奈良井宿。この予告を見て奈良井宿へ出かけてみた。
何度か木曽大橋の道の駅には行っているが、川を渡って奈良井宿の町並みを見たことは無い。妻籠、馬籠に続き3つめの宿巡り。
奈良井宿は中山道中間地点に当たるそうだ。行ってみればここが西日本と東日本の分かれ目。正に折り返し地点だ。
妻籠は平地の町並み、馬籠は坂の町並み、ここ奈良井の宿は平地に並ぶ宿ではあるのだが、まちの長さが1kmと長い。
この時期だからか観光客も少なく歩くのに不便無く、時として人いない写真を撮ることも出来る。皆、この時期にこだわる山や海へ行ってしまったのか?
当然、私も今は車山~霧ヶ峰へ出かけたい。ニッコウキスゲの咲く山と富士山が望める山並みだ。が、ここのところ土日の度に青空は望めない。
奈良井まで行ってみて気がついたのだが、意外に「野麦峠」「上高地」が近いことに驚いた。
当然ながら是非おさえたい場所だ。「ああ野麦峠」私の祖母もこの道を歩いた人だ。…いつかではなく、近日中に是非。
奈良井の宿は空いていたこもあって、またその規模から散漫ではあるが好きな町並みだ。たまたまだが、虚無僧が3名、尺八を聴かせてくれた。近代化された文明の構造物がどうしても入り込む現代の昔だが、彼らの姿はなじみ込んでいるのは事実だ。