2012年7月29日日曜日

富士見高原ゆりの里 ~富士見町2012

ネットで状況を追いかけていたのだが、行ってみると意外にも 遅い 状況だった。先週くらいがベストか?展望のユリもすでに花を落としているものが多く、葉もすでに茶色となっており色合いとしてはあまりいただける状況ではなかった。意外にも展望の方が標高が高く開花が遅いのかと思えばそうでもなく、ロマンスの花が比較的いただける状況、白樺のゆりもすでにピークを過ぎていた。
晴天を待って青空の広がるのを待っていたのだが、残念ながら終日空は曇りの様子だった。それでもどこかしら最盛期の花はあるもので、何とか満足行く時間とした。
昨夜の雨もあってか花弁のシミも多くなっており残念な状況ではあったが、この状況を見ると夏が来た気がする。

2012年7月22日日曜日

千人塚のアジサイ

天気予報通りのはっきりしない天候の一方、昨日とは打って変わっての蒸し暑さの中遠出をするにはもったいない、かといって出かけなくてはもったいない。そんな中千人塚までお散歩に出かけた。お散歩の場合は力みもなく、550に18-200、それに予備電池1個のスタイルだ。力まなければ十分18-200は満足できる。桜の時期と違って千人塚のアジサイは場所が限定されている。天気が良ければ南駒や仙涯峰をバックに水面を入れておさえるのだが、あいにく南・中ともアルプスは垂れ込めた雲の中だった。
ツツジの時期色合いが賑やかなこちらも、小道に沿ってアジサイが植えられておりそれなりの色を醸し出しているが、ツツジに比べると若干寂しい状況だ。深妙寺のアジサイがインパクトがあるので、もう3週間ほど前の花のような気がしているが、千人塚の標高まで来るとこの時期がアジサイの時期らしい。下界ではアジサイの見頃はもう飯山の方まで上がっている。その昔スケート場として栄えただけあってかなり涼しい場所らしい。

2012年7月16日月曜日

郡上おどり ~郡上八幡の旅

この画像、昨夜旅館の一角で行われた郡上踊りのレッスン。てっきり旅館の催し物かと思って気楽に出かけたのだが、実は教えられて踊らされる。ひときわ笑顔の女史、彼女が教えてくれる。
今日の町中で「郡上八幡楽塾館」を訪ねて、やはり歴史と踊りを教わったが、なんと彼女が昨夜に続いて登場した。郡上の踊りはあまり考えない方が良い、とにかく見よう見まねで手だけ動かし踊りの輪に参加する事が大切だ。何ともそのツボを短時間で学んだ女史の言葉だった。
女史の言われるとおり、彼女は本当にひときわ目立つ笑顔の持ち主で本当に踊りが好きでそれが仕事、それが伝統の継承につながる。若者が外へ出て行ってしまう我が里ではあるが、地形こそまだこちらよりも山間の町、それでも若いものたちが地元に残り、そしてその人生が意識とは別に故郷の伝統の継承に役立つとなればなんと幸せな事だろうと、彼女の笑顔に考えさせられた「春駒」だった。また行きたい。

郡上の町(やなかの水のこみち) ~郡上八幡の旅

さて、念願の郡上の町。私は俗に言う生まれて初めてこの町を歩いた。結構我々のところから遠いイメージであったが、正味1時間半車で走ればここにやってこれる。これが郡上の町と言えば代名詞の「やなかの水のこみち」。朝早く出向いたせいかまだ歩く人たちもあまりおらず、昨夜の雨と相まってしっとりとした小道を演出していた。
郡上の町は水に代表される。いたるところに井戸があり湧水が沸いている。こちらは「宗祇水」、生活の中に水の情景が存在し、そしてそれを大切に景観維持にも努めている。妻とも話したのだが、町中をゆっくりと歩いてみると意外にも飛騨の高山よりはこちらの郡上の方がしっくりとくる気がする。おすすめのコースを3時間ほどかけて歩いてみたがまた来てみたいという気がしてならない。当然郡上踊りを踊りながら。

2012年7月15日日曜日

郡上八幡城 ~郡上八幡の旅

鍾乳洞を後にしてまだチェックインに30分ほど余裕があるので、一気に郡上八幡城へ登る事とした。麓の駐車場からこのようきの中とても歩いて登る気にはならない。そこはそれKカー主義の私にはもってこいの状況、くねくねと細い道を上るのだが快適に城の駐車場まで登り着いた。
郡上八幡を意識して始めて知ったお城だが、何々結構な状況にある。そもそも郡上八幡と言えば郡上踊り、後々わかるのだがその踊りの中で手を上げて眺めているのは実はお城、興味を持たないと深い理解はできないね。鉄筋コンクリートのガーターだけの城ではあるが十分納得のいくお城、狭い谷のこの地にあって十分にその存在感は持っている。うらやましい次第だ。

縄文鍾乳洞 ~郡上八幡の旅

初日に岐阜城と郡上の鍾乳洞を回っておこうと先を急いだが、岐阜から郡上八幡は意外にもあっという間に着く事ができた。せっかくの旅館宿泊なので、チェックインも早めに行いたいが、かといってできる限り行程も詰めておきたい。早々に「大滝鍾乳洞」を目指して山を登った。ところが、なんとその手前で崩落のため通行止め、鍾乳洞へはたどり着く事ができない。と、縄文鍾乳洞なるものがあるらしい。何とも山間の部落のようなところに広い駐車場を確保して、一昔前ならすごい観光地だったであろう鍾乳洞は、懐中電灯を借りて潜った。これだけ湿度が高いとかなり不快感があるのではと思った裏腹に、入り口手前から天然の冷蔵庫の涼しさは異様にさわやかで何とも快適であった。
思うに、まだまだ年齢的には若い部類に入る鍾乳洞なのだろう、独特の垂れ下がりやぬるぬるの柱は少なかったが、なになに結構な地底探検の距離を歩き、凍えるほど涼しく過ごした。次回は大滝だが、この縄文も馬鹿にはできない。

岐阜城 ~郡上八幡の旅

さて、5ヶ月延期した郡上八幡への旅をした。昨年10月銀婚を迎えた我々夫婦に息子と娘が贈ってくれたものだが、考えた末「郡上八幡」とした。道中、まだ私が奨学生の頃だと思うがうっすら記憶に残る岐阜城へ寄り道をした。とにかく金華山という言葉とロープウェイがポイントの岐阜城ではあるが、金華山が稲葉山である事も今回初めて知った。あいにく家を出るから雨が降り、おまけに5年前のナビでは東海環状がつながっていない、それでも岐阜に着く頃には雨は上がってどうしようもない湿度に子供たちと言ったTDLを思い出さずにはいられない状況。
下界から見上げれば山頂に建つ岐阜城は異様な湿度の中しっかりと歩かされた城だった。

2012年7月8日日曜日

青いケシ ~大鹿村 中村農園

3年ぶり?くらいに芥子の花を見に大鹿へ上がってみた。前回は何とも山道を走らされてどこへ連れて行かれるのか不安で仕方がなかったが、今日は2度目、十分承知した道なりで大沼キャンプ場を目指して登った。むしろ九輪草の咲く大沼が良かったのだが…
初めて見に行った時はバックに残雪の南アルプスが見えて大変感動した記憶があるが、今日は比較的雲が多く赤石山脈の稜線は顔を出さなかった。
青い芥子の花で多くの人たちが訪れるが、けしてヒマラヤポピーと呼ばれるヒマラヤ芥子とは違うらしい。ヒマラヤに咲くブルーポピーはもっと可愛らしく小さく、目谷出会う事がないほど希少種だそうだ。
こちらは「黒ほおずき」…何とも珍しい。異種独特の色合いをしているが形状はまさにほおずきの形をしている。
すぐそこに南アルプスの稜線を触れるようなこの山奥に、広い耕地が確保され多くの人たちが耕作をしているのは何とも農業民族の力強さを感じる。

大沼 ~ 大鹿村

中村農園を後にして途中大沼したの樹林帯。この奥に沼が存在するが、おそらくこの辺もその昔は水があったのではないかと思わせる地形になっている。
現場にはその逸話が書いてあるが、いずれにせよこういった場所には何らかの伝説がつきまとう。
さらに下山したところにあるパラグライダー場。むしろここからの絶景が良い。伊那山脈、奥が中央アルプスになる。通常我々の生活の場はこの二つの谷間の伊那谷にある。天気予報とは裏腹に青空が時間とともに広がり、久しぶりに気持ちの良い時を過ごした。

2012年7月1日日曜日

深妙寺(ジンミョウジ) 2012

ようやくアジサイの開花が始まった。例年梅雨の晴れ間の汗が流れる中で訪れる深妙寺。昨日を逃し今日を狙いに出かけたが、あいにく自宅から雨が降り出した天気だった。それでもたどり着くまでに雨が伊那まで届くかどうか?と思って出かけ1区間だけの高速を利用して先を急いだ。
とんでもない、むしろ高速の方が雨は強く、西からの雨は伊那の方が強く降っていた。
いろいろな場所でアジサイを撮るが、ここでの珍しいのはこれだろう。確か紅「くれない」とか言ったと思うのだが、松本の寺で紹介された記憶がある。まあ、アジサイと言えば北向きのどちらかと言えば湿っぽいところで見かける花のイメージが強いがこれだけの量となるとそれだけで圧倒される。今日の状況はまだ早い感じ、来週あたりがベストだろう。だが、毎度私の個人的趣向で花は7~8部咲きが一番美しい。