かねてから行きたかった昇仙峡。鳳来寺山と迷った昇仙峡に足を伸ばした。自宅から2時間、距離は150km程度なのだが道中意外な方向からのナビの案内で時間を食ってしまった。
この地形は何なんだろう?何とも奇妙な岸壁がそそり立ちこの世のものとは思えない後継を生み出している。
通説通り今年の紅葉はいただけないと私自身も思っているが、実はやはり場所に寄りけり。昇仙峡の紅葉は終わりを迎え最盛期ではなかったが、それでも質の良い紅葉に思える。奇妙な岩の造形と紅葉を組み合わせるにはもう少し早い時期がポイントだったと思うが、来春、まだアルプスに雪が残る季節に今度はロープウェイで山頂に登りじっくりと広角を納めてみたい。
2011年11月26日土曜日
赤石山脈 雪景色
伊那谷の初雪は月曜日=11月21日だった。南アルプスよりも先に中央アルプスが白く染まり、南端の安平山や摺古木山が白く存在を明確にした。間を開けることなく連日の冷え込みで赤石山脈も白く染めその存在感を誇示する季節がやってきた。
春先、確か中央アルプスの方が先に白が無くなった事を思うと、理にかなった順番を繰り返すのだと思われる。里ではまだ紅葉の終わり=晩秋を彩っているが、アルプスの山頂では長い冬が始まっている。北は仙丈ヶ岳から間の岳、農鳥山、塩見、荒川を経て赤石岳がその稜線を明確にした。
さらに南方向から眺めると、正面に伊那山脈越えに赤石、小赤石が前茶臼と奥茶臼の間に姿を見せている。南アルプスがオーソドックスになって久しいが、我々が中学時代までは「赤石山脈」と教わったのだが…、その本家が赤石岳。その麓に暮らすだけにあえて南アルプスは避けて赤石山脈と打ち出した方が良いのではと思う。。。
春先、確か中央アルプスの方が先に白が無くなった事を思うと、理にかなった順番を繰り返すのだと思われる。里ではまだ紅葉の終わり=晩秋を彩っているが、アルプスの山頂では長い冬が始まっている。北は仙丈ヶ岳から間の岳、農鳥山、塩見、荒川を経て赤石岳がその稜線を明確にした。
さらに南方向から眺めると、正面に伊那山脈越えに赤石、小赤石が前茶臼と奥茶臼の間に姿を見せている。南アルプスがオーソドックスになって久しいが、我々が中学時代までは「赤石山脈」と教わったのだが…、その本家が赤石岳。その麓に暮らすだけにあえて南アルプスは避けて赤石山脈と打ち出した方が良いのではと思う。。。
2011年11月23日水曜日
長者峰(高嶺山) ~平谷村 …太平洋は見える
※画像は昨日22日のものです、撮影はPanaのコンデジFX40で撮影です。
午後若干遅めになってしまったが長者嶺峰まで駆け上がった。ここのところの寒さで空気も澄んできており、朝から青空が広がりいっそうの期待にふくらましての状況。案の定、(とは言え若干早めの方が良かったと後悔はしているが。)晴れ渡って360°の展望がのぞめた。
こちらは東方向、左端の仙丈ヶ岳から北岳、間の岳、農鳥を始め、塩見、荒川、赤石は勿論南端の2,000m級黒法師岳まで一望できる。(右中段は蛇峠山山頂)
午後若干遅めになってしまったが長者嶺峰まで駆け上がった。ここのところの寒さで空気も澄んできており、朝から青空が広がりいっそうの期待にふくらましての状況。案の定、(とは言え若干早めの方が良かったと後悔はしているが。)晴れ渡って360°の展望がのぞめた。
こちらは東方向、左端の仙丈ヶ岳から北岳、間の岳、農鳥を始め、塩見、荒川、赤石は勿論南端の2,000m級黒法師岳まで一望できる。(右中段は蛇峠山山頂)
さてこちらは南方向、私的意見だがオレンジ色に輝くのは三河湾に思えて仕方がない。以前蛇峠山のHPの中に「黄金に輝く太平洋」が見えると書いてあったが、"そんなわけがあるはず無い"と思っていた私もこの状況では納得してしまう。中段右の光る物体は矢作湖、オレンジ色の部分はよく見るといったん碧南市当たりの矢作川河口で広がり、その上に渥美半島南知多町が見える気がする。その上にさらに伊勢湾。どうやら太平洋が見えるのは条件次第で本当の話のようだ。
2011年11月20日日曜日
虎渓山 永保寺
今年の紅葉は期待できないというのが通説であるが、どうも場所によりけりの状況だ。先週京都へ出かけた方の話を聞くと、北山辺りではあまり綺麗ではなかったという情報。ここら辺周辺では高地の一月前ほどの紅葉開始の場所は良かったものの、今の時期に紅葉を迎える場所では期待できないというのが通説だ。
ところが、ここ虎渓山はどうだろう。何ら疑問を感じることなく紅葉が十分に楽しめる。車で1時間ほど、市内の山岳部へ出かけるよりも時間を要せずに美しい紅葉が手に入る。
昨年の京都を思わせる仏閣とモミジの紅葉の組み合わせは日本人の心に響く情景、中国の万里の長城と同様人工物と自然が同化して違和感をおぼえないのは日本では神社仏閣と自然の調和だろう。そろそろ終演を迎えてきた紅葉前線、もう少し追いかけてみようと思う。
ところが、ここ虎渓山はどうだろう。何ら疑問を感じることなく紅葉が十分に楽しめる。車で1時間ほど、市内の山岳部へ出かけるよりも時間を要せずに美しい紅葉が手に入る。
昨年の京都を思わせる仏閣とモミジの紅葉の組み合わせは日本人の心に響く情景、中国の万里の長城と同様人工物と自然が同化して違和感をおぼえないのは日本では神社仏閣と自然の調和だろう。そろそろ終演を迎えてきた紅葉前線、もう少し追いかけてみようと思う。
2011年11月17日木曜日
四季桜 ~根羽村
根羽の待ちからそれて小戸名渓谷へ向かう道中に黒地の柿という有名な柿の木がある。これだけでも十分"田舎"を思わせる風物詩だが、その近くに四季桜と呼ばれる春にも秋にも咲く桜の木がある。今朝は周りの田んぼに霜が降りて寒さが厳しかったが、俗に言う寒桜と色が徐々に変わるカエデの共演が見られた。
正直寒桜は知っていたもたぶん今までにその気になって見た事は無いだろう。と思いながらその柔らかい花の色は春先の桜を思わせ一足飛びに来春を期待してしまう。ほんの半年ちょっと前はこの色をしっかりと追いかけたのだが忘れてしまうものだ。ゆっくりと咲くらしく今が見頃といったところだろう。
正直寒桜は知っていたもたぶん今までにその気になって見た事は無いだろう。と思いながらその柔らかい花の色は春先の桜を思わせ一足飛びに来春を期待してしまう。ほんの半年ちょっと前はこの色をしっかりと追いかけたのだが忘れてしまうものだ。ゆっくりと咲くらしく今が見頃といったところだろう。
小戸名渓谷 ~根羽村
紅葉も終盤を迎え南に走るしか出会う事ができなくなってきた。土日に予定していたが天気が悪く青空が望めなかったのでそのまま家事で過ごしたが、今週末もまた天気が期待できない。となれば強行軍。自然は待ってくれないから。
今朝方の冷え込みで霜が一面に降りた根羽村の小戸名渓谷へ出かけた。
今年の紅葉はどうしても昨年ほどのものを期待できない状況にあるが、それでも足を運べば正直な今年の姿を見せてくれる。平日は車も少なく写真を撮る人たちも少ない、おかげで三脚をたてるのにも比較的気を遣わなくてすむのがありがたい。
根羽村といえば私の祖父は教員で、赴任先である根羽村で私の母は生まれ育った。もう30年近く前に一度だけその地を訪ねた事があったが、確かここら辺だった気がする。
渓谷では岩の上で足を滑らし尻を強打した、これは今日の日記として記しておかなければ。
今朝方の冷え込みで霜が一面に降りた根羽村の小戸名渓谷へ出かけた。
今年の紅葉はどうしても昨年ほどのものを期待できない状況にあるが、それでも足を運べば正直な今年の姿を見せてくれる。平日は車も少なく写真を撮る人たちも少ない、おかげで三脚をたてるのにも比較的気を遣わなくてすむのがありがたい。
根羽村といえば私の祖父は教員で、赴任先である根羽村で私の母は生まれ育った。もう30年近く前に一度だけその地を訪ねた事があったが、確かここら辺だった気がする。
渓谷では岩の上で足を滑らし尻を強打した、これは今日の日記として記しておかなければ。
2011年11月3日木曜日
高瀬渓谷
高瀬川渓谷と言うところへ初めて出かけてみた。噂には聞いていたが大町というと遠いというイメージが強い。しかしながら時間にすれば2時間、それほど遠いところではない…とは青木湖まで出かけて知ってはいるが。あいにく天気は恵まれなかったが、今週末は雨が予報されており、紅葉は待ってくれない限り強行するしかない。多分、本来高瀬渓谷の紅葉というのは高瀬ダム周辺を指すのではないかと思うのだが、その高瀬ダムへは一般車進入禁止で手前の七倉ダム上流でシャットアウトされてしまう。…高瀬ダムは東電のダムだからテプコ館同様の扱いになってしまったのか?
近辺では猿が多数出没し、紅葉の谷をのぞき込んでいるとその木々の上では猿が親子でいたり、道路では親子が肩を並べて座り込んでいたりやたらサル軍団に出くわした。
天候さえ良ければ、青空さえ広がってくれればと思うのだが天気だけはどうしようもない。来年再チャレンジ、青空の紅葉をおさめたい。
近辺では猿が多数出没し、紅葉の谷をのぞき込んでいるとその木々の上では猿が親子でいたり、道路では親子が肩を並べて座り込んでいたりやたらサル軍団に出くわした。
天候さえ良ければ、青空さえ広がってくれればと思うのだが天気だけはどうしようもない。来年再チャレンジ、青空の紅葉をおさめたい。
霊松寺 ~大町市
今年ははずしました。昨年もこの日11月3日に訪れたのだが、青空が広がり庭園の紅葉もピークを迎えていた。今年は少し遅かった様子。庭園内の樹木の葉は枯れて茶色となり中には葉が全て落ちてしまっているものもあった。しかしながら寺を囲む周りの紅葉はまだまだ行けそうで、銀杏は落ち葉はあるものの黄色を誇っていた。曇天に銀杏は難しい、白と黄色のメリハリがつかない。
昨年同様シンセサイザーのコンサートが行われていたが、山間に響く電子音がどことなくなじまないと感じていたのは私だけだろうか?
昨年の様子は http://wadanoko.blogspot.com/2010/11/blog-post_6898.html
昨年同様シンセサイザーのコンサートが行われていたが、山間に響く電子音がどことなくなじまないと感じていたのは私だけだろうか?
昨年の様子は http://wadanoko.blogspot.com/2010/11/blog-post_6898.html
登録:
投稿 (Atom)