紅葉も北信だけのものでなくなり南信でもそろそろ季節を迎えた。木曽谷の木曽川に沿うメイン街道ではまだまだ先ではあるが、そこから少し入ると真っ盛りを迎えている。
福島から大滝川に沿った谷ではそこかしこが華やいでいる。自然湖の紅葉をいつかおさめたいと思っていたが、今週は明日の天気が望めずに単独でこの谷に入り込んだ。
道中、大滝村の清滝と新滝を望んだ。上の画像が清滝、新滝に比べると撮りやすい感じがするが、駐車場から急な坂道を徒歩で登る、運動不足の私には結構きつい。が、滝の周りは紅葉を迎え、水量は少ないものの秋を誇っていた。
清滝から徒歩でも渡り歩けるが、車で少し移動をすると新滝がある。いったん下山して車で移動、さらに新滝に上がる事を思えば時間的には山づたいに歩いた方が早い気がする。こちらは落差が清滝よりもあるもののそのおさえ方には個性と感性が左右する気がする。個人的に滝は遠景でおさえる事はたやすくどこをとっても同じになってしまうが、滝壺からどこを切り取るかという事になるとなかなか迷ってしまう。
ここではマイクロバスを仕立てて遠方からおいでの老人カメラマンの軍団に出くわせたが、引率者らしきカメラマンを含め、滝周りの山道に平気で三脚を立て、さらにはそのまま放置するなど全くの非常識さに閉口した。清滝に時間をかけたのに対し、新滝ではこの憤慨に堪えきれずさっさと降りてしまった。
いずれにしてもこの一体は御嶽信仰の場であり、自然崇拝の対象。多くの信仰者も訪れているようだ。改めてまたおさめに行きたいものだ。
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