これは4/18、菅の台から光前寺へ回り込む途中の様子。前日の雪で白さを増した駒ヶ岳千畳敷カールと宝剣岳、菅の台では遅い春がやってきて桜が7分咲きと言ったところ。何人かの登山家に聞くと宝剣岳の頂はさすがに足がすくむ山頂らしい。比較的ロープーウェイを使って気楽に登れる宝剣~駒ヶ岳の縦走だが、意外にも 恐い らしい。昭和40年代まではこの中央アルプスにも雷鳥が生息したらしいが、今は全滅。たまたま絶滅とこのロープーウェイの建設は因果関係があるとされるが、証明はされていない。立山室堂の雷鳥は有名だが、南アルプスの雷鳥も絶滅の危機を迎えている。縄張りを確保する雄が宝剣の先端でにらみをきかせていた時代があっただろうと太古に思いをはせ、なんと自然は美しいのかと思わされる。
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