2010年4月29日木曜日

馬見塚公園

これは番外編で4/18日の馬見塚公園の様子。当然ながら今では桜は散ってしまいツツジが満開状態だと思われる。今日は天気予報を信じて朝からの青空を期待したのだが、残念ながら午前中は雨から曇天、午後になってようやく青空が広がったのだが風が冷たく家の事をして過ごした。日差しとは別に今年はいっこうに暖かくならない。
さて、馬見塚公園だが、入り口付近のイメージとは違って奥が深く随分と広い。おまけに水もあって大変に良い環境だ。おそらく私自身も初めてではないはずだが、記憶は無くなっている。ここからも千畳敷は見る事が出来、ツツジと桜が混合して大変に良い。次回もう少し早めの行動でおさめてみたい。

2010年4月25日日曜日

ハナモモ 駒ヶ根中沢すみよしや

南信でハナモモと言えば阿智のハナモモが有名だ。当然私もそこへ何度かでかけてみた。しかし今年は方向を変えて駒ヶ根竜東の中沢集落にあるハナモモの里を見に出かけた。ここが今日の本来の目的地。中沢と言えば話題のパワースポット=分杭峠を超えて152を長谷へ下る途中から天竜川を目指した途中にある。先日の桜の蔵澤寺もこの集落。伊那街道では吉瀬の桜の道中でもある。大通りからそれてしばらく走ると、一見してそれと分かる色彩座やかな光景が広がる。
何でも すみよしや のご主人が年数をかけて植えてきたハナモモがここまで成長して はなももの里 となったらしい。川縁にはまだ桜も花をつけハナモモとの競演もされている。こうなるとこの 洞 はハナモモの洞。道中を含めそこかしこにしろやピンクの花が咲き乱れる情景が広がる。ここのハナモモはまだ若いのか?色の混合が少ない。阿智のハナモモがしろから赤に占領されてピンク、赤、紅と年々見た目に赤に占領されていくのに対し、ここ中沢の色合いは一部で混合が始まってはいるものの、しろはまだ独立色として白さを誇っている。
混合が始まる課程の赤と白のまだらなマーブル色は何本かあるものの、その点では新鮮に純白色が見られる。大鹿の大西山の桜ではないが、たった一人の年数をかけた活動がここまで立派になれば見事なものだ。あとはこの自然の美しさをどうやって観光や商売につなげていくか?それが課題だろう。

駒ヶ岳

昨日に引き続きしつこくこちらへもよりみちをしてみた。当然ながら目的地とは異なるが、稜線がここのところ姿を現さなかった事へのスッキリ感が一挙にズクを出させ道中が楽しいものになった。当然桜は残ってはいるものの散り加減。しかし、木曽谷からの雲もわき上がるものの宝剣岳はしっかりとその存在を誇示している。下界のご開帳やスイセンとは関係なくおそらく昨日の雪をかぶって白さを増している。
光善寺周辺と言えばその部類に属するが、まだまだ子供の枝垂れが田んぼの土手で小さく咲いたり、あるいはまだまだ子供と大木から見られているのか?とは言え子供があって成木、老木が存在する。屋久杉ではないが、100年200年はハナタレ小僧と言われながらも間違いなく我々よりは長生きをしてこの自然の成り行きを見守って行くのであろう。千畳敷ホテルもくっきりと見え、ここ駒ヶ根の光善寺周辺の今年の桜の季節は終了を迎えている。

南駒ヶ岳 と 桜

本日は駒ヶ根中沢集落のハナモモを見に行こうと出かけたが、あまりに西側=中央アルプス側の稜線がくっきりなので、寄り道をしてしつこく千人塚へ上がってみた。桜の状況は昨日と変わらないが、中央アルプスの稜線は若干雲があるもののくっきりと見えた。通い詰めてようやく南駒の稜線と桜をおさめる事が出来た。昨日の桜祭りはどこへ?全くの閑散とした状況ではあるが、カメラを担いだ人たちがうろうろ。いつまで経ってもようきは春らしくならず冷たい風が吹き付ける湖面だった。

2010年4月24日土曜日

駒ヶ根 の スイセン

千人塚をあとにして、中央アルプスの稜線は望めないことを覚悟しながら駒ヶ根の光前寺へ向かってみた。先週は日射しにも恵まれないかわりに多くの観光客で賑わっていたのだが、時間の早いこともあってか今週はゆうゆうと美術館の駐車場へ車を置けた。光前寺へ上るのではなく、その足でいったん下ってスイセンの群衆を下から見上げながら登り直す。案の定湖の時間では千畳敷ホテルすら見ることが出来ない。おまけに風が強いがあえてHDRで狙ってみると…。
案の定多重露光が完成、風に揺れ動く花びらがそれとなくぶれているのが分かるだろうか?冷たい風に吹きさらされながら桜同様このスイセンも今週くらいがベストだろうか?まだまだ色合いを残している桜との共演に色合いは見事なものを見えてくれる。枝垂れは今週が満開とテレビでは言っていたが、満開前の7~8分咲きが桜は色も褪せずにゲストと個人的には思っている。
昼近くには多くの観光客が訪れながら美術館の駐車場に設けられた光善寺横町も多くの人たちで賑わっていた。

雪の 千人塚

先週は残念ながら西の風の雲でその稜線を一切見せなかった南駒ヶ岳だが、今週は朝から西の空が青い。妻を仕事に送りその足で千人塚へ駆け上がってみた。…残念ながら先週と変わらない雲行きで中央アルプスの稜線が全く姿を現さない。と、満開とは言うものの若干散り始めた桜は、やはり先週が休日ではベストだったのか?気がつくと中央アルプス手前の山並みが雪をいただきうっすら白く化粧をしている。先週は里も重いベタ雪で多くの樹木の枝が折れたが、今週も里までは下りてこないが雪が昨夜降ったようだ。振り返る南アルプスもその稜線は雲の中、残念ながら今週も青空に浮かぶ白い稜線は望めなかった。

2010年4月21日水曜日

駒ヶ岳 千畳敷と桜

これは4/18、菅の台から光前寺へ回り込む途中の様子。前日の雪で白さを増した駒ヶ岳千畳敷カールと宝剣岳、菅の台では遅い春がやってきて桜が7分咲きと言ったところ。何人かの登山家に聞くと宝剣岳の頂はさすがに足がすくむ山頂らしい。比較的ロープーウェイを使って気楽に登れる宝剣~駒ヶ岳の縦走だが、意外にも 恐い らしい。昭和40年代まではこの中央アルプスにも雷鳥が生息したらしいが、今は全滅。たまたま絶滅とこのロープーウェイの建設は因果関係があるとされるが、証明はされていない。立山室堂の雷鳥は有名だが、南アルプスの雷鳥も絶滅の危機を迎えている。縄張りを確保する雄が宝剣の先端でにらみをきかせていた時代があっただろうと太古に思いをはせ、なんと自然は美しいのかと思わされる。

2010年4月18日日曜日

光前寺 の桜 …ご開帳

ようやく咲きました。 光前寺の桜。ご開帳1,150年イベントと重なって数多くの観光客が押し寄せています。いつもの駐車場は御法度、たまたま参道ではなく菅の台からアクセスする私は、大沼の特設駐車場へそのまま車を置いて歩いて光前寺へ。定番の売店では次から次へと観光バスがやってきた老若男女がうろうろ、ごちゃごちゃ。地元と思えばすごい人と思うだけで済むのだが、これが他の地へ出かけてであれば立派な観光地だろう。道中の路上駐車も絶えないし、観光には観光のマナーも守ってもらいたいところだ。
いつになく参拝に並ぶ列の後ろから10分ほど並んだだろうか?それでも善光寺の初詣に比べれば優しいもの。意外に知られない回向柱。善光寺のご開帳ならばこれに触るために列が出来るのに、皆素通り。当然ながら私も妻もしっかり触ったのだが。唯一これが本尊と結ばれた絆なのだが…。まっいいか。

伊那梅園

かねてより気になっていた 伊那梅園 へ。私は初めてなのだが、妻は幼少の頃行った事が有るらしい。ネットで開花の情報は承知していたが、かなり前から 満開 情報。ところがまだまだと言ったところが正直な気持ちだ。これだけの本数が有ると、個体差が激しいらしく、全く花無しのものから満開ののものまで種々雑多。おまけに昨日の 雪 でダメージを負った事は避けられない状況だろう。昨日の雪で高遠ではかなりの枝が折れて午前中閉園、午後は無料開放だったと新聞に載っていた。この時期のこのベタ雪では無理もない話である。
これは何の木か?樹形は桜にも似ているが 梅 なのか?全く蕾の様子も感じ取れない。遠く中央アルプス駒ヶ岳を望めるこのポイントは定番。梅園とはいうもののおそらく マンサク の黄色が鮮やかに咲き誇っている。少し早かった事は事実。情報では4月いっぱいと言う事ではあるが、本当に来週、再来週でもまだまだとのしめる状況と思われる。

2010年4月17日土曜日

千人塚 公園

先週蕾さえ見られなかった千人塚の桜は、この一週間で猛烈な追い上げを見せて5分咲きと言ったところだろう。そこそこ桜らしくなりながら枝にはまだまだ寂しいところがある。それどころか桜を追い越すようにその名の通りのサツキが咲き始めている。この色は私好みの色だ。谷間の桜の草地は雪が積もり、木々の枝からは雪融けのしずくがやたらと落ちて目下雨降り状態と変わらない。比較的混み合っていない桜の間に大きな赤い花が咲き誇り谷間は雪でぬかるみながらも青空が広がっている。
中央アルプスは天気予報通り西からの風を受けて木曽谷からの上昇気流で雲を作り出し、伊那谷へたれ込んで稜線を隠し込む。とぎれとぎれに新雪で白さを増した稜線を見せながらも雲の白さとは明らかに違う白銀に反射状況、これでくっきりと山並みを見せてくれれば良いのだがそんなわけにはいかない。桜が終わればここはつつじの世界がしばらく楽しませてくれる。駐車場は他県ナンバーばかり、自然の満喫にはとても良いところだ。
ぐるっと一回り、まだ寂しい枝があるものの青空に咲く桜はやはり日本人の心を洗い流してくれる気がする。一月前ほどの靖国神社もそうであったが賛否は別として、清楚、潔さという日本人の生き方、武士道的な感覚にはぴったりの花だ。ここは来週がベスとかな。

仙丈ヶ岳

昨夜の雨は低気圧の影響で朝方雪に変わり、起きてみると里山から平地にかけて一面の白の世界となっていた。朝日に顔を照らされ「これはと」思い起きたのだが、あえなく日はかげり白い曇り空となってしまった。午前中写真の整理などPCに向かった後、日向きを見て予定の千人塚へ向かった。道中山腹を走る路に乗り換え、南アルプスが見える場所をとおもいつつも、気温の上昇とともに雪は融けだし里山、平地の雪は無くなってしまった。当然ながら南・中央アルプスは雪をいただき冬を思わせる白さを輝かしている。朝のニュースでは遅雪で17年ぶりと言っていたが、私が家を建てた22年前の地鎮祭の日4/24だと思うが朝雪だった。まだまだ私の遅雪記録は更新されない。里では桃の花が薄ピンクを漂わせ、春を演じているのだが、確かにこの雪は芽吹いた木々たちにとってはドッキリものだろう。

2010年4月11日日曜日

高遠 の桜

朝起きて晴れなら高遠、降っていれば駒つなぎの様子見と決めていた。起きてみれば曇天、天気予報通り降り出すのは時間の問題の様子。若干の迷いは有ったものの駒つなぎの様子見に決めた。来るまで我が家から40分程度、やたら路上駐車禁止の看板とともに、設けられた駐車場からは1kmも坂道を歩かなければ桜にたどり着かない。と、車で通りすぎてしまった。折しも出かけてからは雨降り。戻って確認すればまだまだつぼみの状況、来週あたりが7分咲きか?他に目的もなく戻る道中雨は上がり北の方向には青空さえ出てきた。…と言う事でいざ高遠へ。例年渋滞を避けて美輪ダム側からアクセスするのだが、伊那街道を快調に走って通常のアクセスとなってしまった。ご存じ定番の橋の下。
ところが、このはっきりしない天気も災わってか例年に比べると絶対的な人数が少ない。既に到着したのが12時頃であったが昨年、一昨年の雰囲気とは明らかに客の少なさ。観光バスは容赦なく排気を吐きながら停車、移動を繰り返す状況だが、その割の混雑ぶりは感じられない。改めて、高遠の方が駒ヶ根よりは北部にあり気候的には寒いと思うのだが開花は遅い。日向き、風向き等地形や自然状況によりずいぶん異なるのだろうが、まだまだ諏訪湖以南の桜も楽しめそうだ。

2010年4月10日土曜日

蔵澤寺 のしだれ桜

吉瀬の桜をあとにして、同様駒ヶ根の竜東をそのまま北上して蔵澤寺へ足を伸ばしてみた。ここは隠れキリシタンゆかりの寺として有名な寺だそうだが、私には村案雰囲気は感じられない。隠れ と言うところがみそで分かってしまっては意味がないのかも…。駐車場も十分ある、すれに駐車場から期待を持たせる桜の状況だ。寺に限らず参道からアクセスするとその雰囲気を十分味わう事が出来るのかも知れない。奥に入ると中央アルプスが一望でき、門にかぶる枝垂れ桜もその樹形を確認する事が出来る。他の桜には失礼だが圧倒する雰囲気がある。
境内では多くのカメラマンが三脚を立てていたが、駐車場ではやはり他県ナンバーが圧倒的に多い。近所の方の散歩、写真目的の夫婦連れ、寺の祭事の人々多くの人たちが集っている。伊那七福神の一つ寿老人がまつられているそうだが、比較的スリムな山門にを通して奥に見える寺本体、そしてその裏からもかぶり込むような枝垂れ桜には日本人の文化が感じられる。

吉瀬 の桜

その筋では有名な吉瀬の桜、吉瀬と言えば個人的には吉瀬ダム、この吉瀬ダムで天竜川からせぎ揚げられた水は中川村南方発電所へ送られ水力発電のエネルギーとなっている。さらにその水の放流先から農業用水が取水されている。この事実意外にご本尊の中部電力の方が存じていない。それは別の話として、吉瀬の桜、まことにロケーションが良く背後に中央アルプス千畳敷カールを望める。本日はおりからの雲が多い中、その稜線までもおさめることは出来なかったが、晴れていればくっきりとスカイラインが描ける。こちらでは中京圏からの車が多く畑の中への無謀な駐車が目立った。この点マナーを考えていただきたい。駒ヶ根も桜の開花期間が長く光善寺などはまだつぼみの状況だ、まだまだ桜は伊那谷でも楽しめそうだ。

西岸寺 の桜

ネット上では 伊那三女ゆかりの桜 とよく書かれているが、これだけでは解釈がいろいろと出来る。私は最初伊那から嫁いだゆかりという方が植えた桜かと思った。が、違う。西岸寺山門前にある、歌人那須野さん、河野清、桃沢亀の伊那の三女が歌を詠んだゆかりの桜です。と言うのが説明のようだ。このお寺は個人的に好きで秋にも色の変化を見に出かける、これから新緑の時期も期待できる。寺に着くやいなや豊橋ナンバーのおじさん二人に 西丸尾 の桜への道筋を聞かれた。西岸寺からだと天竜川を挟んだちょうど反対側になる。先週私が訪ねたときはつぼみがいろづんだところだった、今週は期待できるだろう。と、西岸寺の桜、こちらもまことに電線が気になるところだが、塀に沿って横に広がった桜は日本人好みの樹形である。冬の雪の中、参道をめいっぱい東へ引いても奥行きのあるお寺。雨降りに出かけると下界を忘れられる場所だ。

慈福院 のシダレ桜

千人塚公園へ上がる途中、いつも通っている道の端にこの寺は有る。その形態はよく分からないが、行ってみると奥に寺があるわけではない、普通の人家がある。これを地蔵さんと言うのかどうかは不明だが、ほこらと地蔵さんが鎮座している。その程度問題は別として町場の近代化に環境が無視された何とも乱雑な状況となっている。それが悪いというわけではなく、昭和の急速な発展の時代では当然の様に行われた結果である、私もその時代を過ごしてきた。今後徐々に整理・整備されていく事を臨みたい。おそらく桜の寿命の方が我々よりは長いはずだから。
この後千人塚まで上ってみたが桜の様子はつぼみ、来週がそこそこか。

氏乗 の桜

天気予報では今週末はあまりよい事を言っていない。今日が午前晴れ午後曇り、明日は雨の予報だった。氏乗りの桜は幼少の頃から通り慣れた路沿い、あの写真家 米美知子 さんもおさめにやってきた事のある桜だ。乗用車のメンテを含め、足が無くなっては困るので妻を職場へ送りがてら、そのまま妻の来るまで足を運んでみた。既に数人のカメラマンが。なにわ ナンバーの車も有る。年明けから桜雑誌が増えているせいか、どこへ行っても他県ナンバーの車が早朝から陣取っているケースが多い。それはそれで結構、但し路上駐車はカメラマン全体を非難の的にするので避けて欲しいのだが。正に満開、地元の人たちは今日明日とイベントを行う準備をしていた。東西方向の洞に咲くこの桜は午前中、しかも早い時間がもっともきらびやかだ。

2010年4月8日木曜日

杵原学校の桜

飯田市山本杵原学校(旧山本中学校)校舎前にある枝垂れ桜。松竹映画「母(かぁ)べえ」のロケが行われた。他の名の売れた桜が比較的電線や電柱で場所取りが大変なのに大して、この桜は旧校舎がむしろ昭和の時代を思い出させ空に向かって何もないのが良い。自分自身も遙か○○年前に通った学校を思い出す。4月という節目の時期、日本人の文化にはふさわしい花、と言うか桜が先で我々の文化がそれに合わせて成長したのか?いずれにしても春は桜で認識される。

2010年4月6日火曜日

麻績の里 舞台桜

妻の誕生日に外食に出かけ、その足で麻績の舞台桜を見に回ってみた。旧座光寺麻績学校校舎は舞台と学校が一体となっていて、校庭に植えられた推定樹齢350年「半八重枝垂れ紅彼岸桜」と言うのが説明書きだ。何度か訪れているが、夜のライトアップに訪れたのは初めて。花冷えのする夜に駐車場はいっぱい、多くの人が訪れていた。麻績神社の石段には竹宵による明かりが灯され、櫻を見る前から期待が募る思いがする。残念な事に手元にはコンデジしかなく、それでも固まりながらおさえてみたのがこれ。老若男女問わず春の訪れを体で感じられる情景だった。

2010年4月4日日曜日

桜 宝剣岳

この位置、千畳敷カールは完全に見えないものの明らかに宝剣は鑓のように分かる。中だけを経由して伊那前岳から駒ヶ岳まで。桜と残雪が共演できるのはこの季節だけ…当たり前か。カールと千畳敷ホテルは拝めないがランドマークの宝剣岳はその存在をはっきりとしている。菅の台の千畳敷根元から眺める宝剣岳よりは、少し離れて向きを変えた方が天を突き刺す存在がなおいっそうはっきりする。ここら辺も来週あたりが満開か。

桜 中央アルプス ~ 大草公園

天気予報とは異なって今日は朝から青空が顔を出した。昨年までと方向性を変えて、今までにおさえた桜はひとまず忘れて新たな桜見物に出かける。喬木の氏乗の桜が気になっているのだが、どうやらまだまだの様子。妻の都合と併せて大草公園へ足を伸ばしてみた。竜東から眺める中央アルプスはまだまだ残雪があるが、冬と呼べる季節の積雪とは異なり、荒肌を所々さらけ出してきて黒筋が目立つようになってきた。例年、5月の連休当たりまではその存在をはっきりとするのだが、今年は少々早めに無くなってしまうのではないかと思う。
大草公園で一回り桜を見たあと、天竜川縁へ下り駒ヶ根の様子を見に回った。道中意外なところでアルプスと桜の共演がおさえられた。そらく南駒当たりでは無いかと思うのだが、日向きが悪くベストとは行かなかった。ここら辺も来週あたりが満開と呼ばれる状況か?毎年のことだが意外にもあっという間に桜の嵐は去っていく。

2010年4月3日土曜日

大宮神社の桜 ~城山の桜

桜本番となった飯田。今日は仕事帰りに大宮を覗いてみた。並木通りの桜は開花基準木があるくらいだから多くの人が行き交い、提灯がぶら下がって春先の花見を演じている。その大本、大宮神社は並木に負けて足が向かない場所になっていたが、タイミング良く車を停めることが出来て境内を歩き回ってみた。今まで神社ばかりを気にして気がつかなかったが、実は結構な建物が奥深く、幅広く広がっている。境内をぐるっと見渡すだけでも何本かの桜が見え、本社へ上がると見えなくなってしまう。
いったん並木側へ出て見たが、確かに桜の量では圧倒されるものの町場の信号、車、特に垂れ下がって横断する電線が興ざめしてしまう。何件かの出店が境内に陣取りいかにも春祭りを思わせる雰囲気、昼間はまだしも夜になれば子供連れで繁盛するだろう。季節もの、しかも知らないうちに散りゆく桜故意を決して花見に出かけない限りあっという間に終わってしまう。
こちらの三色はどうだろう、これは城山。もう20年ほど前に何度か仕事で行った場所だが、あまりに有名な桜へ目が行っていて何年も見に行かなかった。車で走れば今の時期やたら桜が見られるが、気がつくと意外にも身近な桜を見落としている事の多さに気がつく。今年は春先の暖かさも手伝ってか残雪の南アルプスとの共演が早くに終わってしまう気がする。