2012年1月29日日曜日

南アルプス 鋸山~甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳~北岳~中白根山~間ノ岳~農鳥岳

こちらは南アルプス。午前中の比較的大気が安定している間は西にたつ中央アルプスがきれいに見え、昼近くになると雲をかぶり出す。木曽谷からのフェーン現象で東斜面は雲をかぶって姿を隠す。一方南アルプスは午前中の落ち着いた時間帯では全くの逆光となり色目がさえないが昼近くから輪郭をはっきりとしてくる。しかし、その頃にはこちらも稜線に雲をかぶりやすくなかなかすっきりとは姿を見せてくれない。これが東側=山梨側であればくっきりなのだろうが仕方がない。赤石あたりも昼あたりからその姿をはっきりとし出すのだがどうしても午後の斜光、もしくは夕日を浴びた情景となってしまう。主に午前中精力的に動く私にとってはなかなかよい風景に恵まれない。
いずれにしても我がふるさとは赤石岳の麓、赤石山脈と名付けられたその山並みにこだわるのが主流。寒さに負けずに少しがんばってみるか。

中央アルプス 越百山~仙涯嶺~南駒ヶ岳~空木岳~宝剣岳~木曽駒ヶ岳


2週間ぶりの更新になる。
ようやく青空が広がった雪山の風景になった。もっともこの2週間のおかげでアルプスの雪もいっそう白さを増したのだが。天竜川左岸からだと南駒~木曽駒までが一枚に納まる。前にそびえる山の陰で竜東からだとこの情景は抑えられないが、少し標高を稼いで引いて見るとアルプスがアルプスたる稜線である事が実感できる。特に空木岳は伊那谷側からだと奥が深いのでなかなか姿を見る事ができないがこうやってみると強者揃いだ。

2012年1月15日日曜日

甲斐駒ヶ岳

これも8日の画像です。
甲斐駒は南信では生活の中に存在しません。南から眺めると仙丈ヶ岳の陰に隠れ見る事が出来ない。しかしながらその山容は比較的綺麗なピラミッド型をしていて人気が出るのもわかる。画像では右にある仙丈の奥にそびえているが伊那谷からは奥が深く感じられる。稜線としては奥にそびえているだけで仙丈ヶ岳の稜線がそのまま東に向かった線上に有り白根三山の様にずれた稜線ではない。このラインは長野県と山梨県の県境にありイメージ通りに存在する。
と考えると古くから中山道、中央線、中央道とこの山脈の壁を避けてきたが、今回のリニアは初めてその壁に挑む画期的な工法、法線だと言う事がわかる。中央道を東京方面へ向かうと、山脈の西面を眺めさらには東面を眺める。リニアによるこの時間短縮はこの谷に住む人々にとっては大きな進歩だ。

白根三山

今週は天候に恵まれずに出かけませんでした。画像は今月8日のものです。
先週の光前寺へ出かけたおり、大沼湖から眺めた南アルプス白根三山の様子。手前が峰違いの仙丈ヶ岳、その奥に左から北岳、中白根山、間の岳、農鳥山が見えます。この山並みは南アルプスとはいうものの本来の赤石岳の稜線とは異なり、長野県と静岡県の県境ではなくさらにその東、静岡県と山梨県の県境になります。ここら辺では本筋の赤石山脈は皮下雨滴稜線が低いラインを描いています。白根三山は北・間・農を指し中白根山は含まれませんが、それでも超3,000m級。飯田からは仙丈ヶ岳とともに冬場は眺望に親しむ山並みです。
山とは不思議な事に見る場所によって大きさが違います。むしろ間近から見るよりは離れて見た方が大きく見える事があります。何となく月と似ている。そんな冬場の山並みです。

2012年1月8日日曜日

仙涯嶺~田切岳

前々から気になっていた田切公園から眺めた仙涯嶺~南駒ヶ岳~田切岳。
今日は妻と一緒に移動中公園の河原まで降りてみた。手前は中央高速。中央アルプス南端では積雪で姿を現すのはここら辺が南端だろう、さらに南恵那山まで続くが恵那山木曽山脈とは異なる。南北に走る伊那谷から眺める中南アルプスは不公平な事に中央アルプスが有利だ。きまって朝日を浴び青い空に生えるのは中央アルプスに限るから。個人的ひいきの南アルプスは午後の日射しでないと空が生えない。だからといって南アルプス=赤石山脈びいきは変わらないのだが。

赤石山脈南端 聖岳~赤石岳

こちらは南アルプス南端、主峰赤石岳。右の飛び出したピークが奥茶臼、その横に前茶臼、これはアルプスではない手前の稜線になる。その少し下に見える屏風状の大沢岳、百間平を経て赤石、小赤石、前・中・東聖が控える。赤石の膝元では手前の山に阻まれなかなか見る事ができないが、少し来たからだと手前の稜線の切れ目からくっきりと姿を現すのが不思議。
できればこの山並みは毎日見て過ごしたいものだ。

2012年1月5日木曜日

神田神社

出張先の近傍が神田神社だった。昨年の2月にも妻と訪れた場所、裏参道の階段を見た瞬間確かここを下りてきた記憶がよみがえった。参考)http://wadanoko.blogspot.com/2011/02/blog-post_8258.html
昼休みの時間帯を利用して多くのビジネスマンが参拝に訪れ、本堂前の門を通り抜け表通りのかなりの場所まで列が成り立っている様子。私は娘のお守りをいただき遠くから参拝させていただいたが、今日が仕事始めなのか老若男女年始回りののし付きタオルをたくさん持った人や、明らかに得意先回りの道中と思われる姿が目立つ。
門のすぐ外では寒い中オープンのテープルと椅子が用意され多くの人たちで盛っていた。
我々車を足とする田舎人種と違って、彼ら都会人はそのほとんどが電車移動、飲酒などと言う事は関係ないのかもしれない、多くの方たちが早速ビールを空けていた。確かに松の内ではあるが昨日から仕事が始まり臨戦態勢で今日も東京へ足を運んでいる我々にとってやはり違和感をおぼえる光景だった、もっともこれが日本の文化か?

2012年1月3日火曜日

旅立ち

息子が東京へ戻っていった。帰省先は飯田だから戻っていったという表現が適当だと思う。
正月のこの時期天気は比較的安定で、南アルプスの山並みは見渡せる、中白根山、間の岳、農鳥山、塩見、荒川、赤石が見渡せるこのバス停から高速を移動して仕事生活に戻る。
学生時代を東京で過ごし、こちらに戻って就職した私にはその寂しさはわからないが、もっとも寂しさはないのかもしれないが、いずれにしても生まれ育ったふるさとを後にする事は何かしらの感情があるだろう。
高速の渋滞が予想される今日、どれくらい余分にバスに揺られるのかわからないがとにかく元気で過ごしてほしい。そしてこの見渡す限りのふるさとの山並みがいつもついている事を忘れないでほしい。

2012年1月2日月曜日

諏訪大社 ~ 謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
初詣に諏訪大社(上社)へ出かけてきました。4年前、娘の受験の時には2日でも空いていた気がしたのだが、今年は結構込んでいた。参道から神社まで、おそらく2年参りとは比べものにならないのだろうが多くの人たちがお参りに。あいにく神社に着くと同時に雪が舞いだし耳が痛い冷え込みで初詣にふさわしいと言えばそれなりのようき。
多くの人たちが年初のご祈祷や厄払いにも来ていてご祈祷待合室は多くの人たちが順番待ちをする状況、冷え込む中正座をして本社で受けるのも大変だろうが、見た目と精神面とそこに日本の文化があるのだろう。
どうか今年も家内安全でよい年になりますように。