2010年7月25日日曜日

お台場合衆国

さてさて、昨年までのお台場冒険王あらため「お台場合衆国」へ足を運んでみた。本来もう少し早めの到着予定が、電車事故の関係で2時間ほど遅れて17時過ぎに到着。意外にも都会で始まった夏休みに子供達でいっぱいかと思えば比較的空いていて動きやすい。おまけに日暮れの風でやや涼しく、
炎天下のTDLとは趣が違って過ごしやすかった。ここ一月ほど毎朝 めざまし で話題に上っているが、本当なら本日は青山テルマの歌声が聞こえるはずが誤算の2時間で夕暮れのお台場となってしまった。
テレビで見るとおりの今年のテーマ「ONE」、何のためにって彩パンのTシャツ購入のため、中村アナの「生涯one白」は残念ながら私のサイズは売り切れ。妻への彩パンTシャツと、伊藤アナの♂♀oneTシャツを購入。これに満足して帰りはレインボーブリッジをおさめてホテルへ。

お台場へは比較的足を運ぶのだが、フジテレビへ足を運んだのは3年ぶりくらいか?レインボーバックの自由の女神も久しぶりに拝めた、夕暮れの雲がもう少し赤くなればと思ったがまぁまぁこれくらいで。テレビからあふれる彩パンの清潔感はTシャツからもあふれるお台場合衆国だった。

2010年7月18日日曜日

室山池

昨日とうって変わって今日は朝から青空が広がり、何より中央・南アルプスとも稜線がくっきり見えるように雲がかからずに正にスカイラインにふさわしいすがすがしさを見せつけられた。
かねてより気にしていた室山池。
睡蓮とアジサイ、水面に写るアジサイの共演がおさめたい1枚だ。睡蓮は早くから開花して時間は十分にあるが、先々週の深妙寺、北上するアジサイとの時間的戦いの中で先週は自由がきかなかった。ほぼ同じ成長で進んでいる千人塚のアジサイを昨日見に行ってきたが意外にも遅い感があった。

そんな中私的には満足行く色合いに出会えた気がする。欲を言うとアジサイの開花が早い方が、睡蓮の葉のみずみずしさと共演が可能になるが、アジサイにコントロールされる色合いにはかないようがない。水面を渡る風と鯉のたてる波のいたずらの中炎天下汗を流しながら覗くファインダーは何とも楽しい。おそらく今週が最後だろう、昨年からこの1枚をおさめたかったのだが、来年はもう少し違う色合いを狙いたい。ただ、やはりこれも自然相手、長年追い続けて初めて手に出来るのだろうが。

大王わさび農場

何年かぶりにわさび農場へ足を伸ばしてみた。室山からは比較的近く30分ほどでたどり着く。晴天、連休に恵まれ行楽日和、他県ナンバーの車が続々本通りを走る中田んぼの中の農道を走って到着。到着までの時間よりはむしろ駐車場へ止める方が時間がかかってしまう。まだまだ我が子が小さかった頃は未舗装の狭い道を走らされた記憶があるが、今ではしっかり幹線で結ばれ「わさび街道」なる愛称まで豊科ICとの連絡道にはついている道路がある。わさびは春先の花をつけた時の方が絵になるのだろうが、それを過ぎると寒冷紗をつけて一様な黒の模様を眺めることとなる。
あまり詳しく知らないが、調べない方が用意のだが、あの地形はどう考えても城趾のように思えて仕方がない。石積みに使われている石の大きさは今では手に入らないような石であるし、わさびを潤すあの水道(みずみち)自体もどう見ても お堀 のように思える。炎天下の中多くの観光客が訪れていたが、時代とともに進む開発とともに使われなくなった施設がそのままがれきとなって置かれているのは興ざめがしてならなかった。

2010年7月12日月曜日

野麦峠 ~ 飛騨高山 …番外編

土日と天候にも恵まれず、なおかつ土日と半端な仕事に追われて自宅でのレンズテストでカメラを持ち出す以外に被写体に向かう事はなかった。そこで過去ものから意外な発見の写真を出しながら今週の日記としたい。野麦峠から飛騨に向かう途中、まだ野麦部落に下りてしまう前の道中では基礎の御嶽山が見られる。当然ながら通常御嶽山と言えば山頂に雪を頂き東西方向から見る裾野の長い、肩幅を聞かせた台形を思い浮かべるが、この道中からは真北から見る事が出来、以外にも細身のスリムな山形を拝む事が出来る。この山形の御嶽山はあまり見る事もないし、なおかつこの山のイメージにも合わない。それだけに新鮮な風景に写る。

また、乗鞍岳は通常東南から眺める我々長野県人からすると、野麦を下り出すとともに全く正反対の西から眺める事が出来る。勝手に言わせてもらえば「裏乗鞍」だ。山様は穏やかな独立山で東、南から眺める山の雰囲気と変わる事がない。実際現場へ行ってみれば火山特有の被覆物に覆われその荒々しさを感じるのだろうが、遠目に見るこの山の優しいなだらかさはどうやら四方から共通に感じられるところだろう。
最後に飛騨の街中では、飛騨と言えば「飛騨の猿簿簿・さるぼぼ」。古い町並みとは反対側の川東では、街中をさるぼぼが歩き

回っている。アニメやかぶりもののキャラクターではなくこの土地特有のキャラだけに小さな子供達にはおなじみとは言えないが、これも飛騨の風物詩、それだけに幼心にも残り何年か後には良い思い出としてよみがえってくるだろう。思い出してみるに、連休でもない平な日曜日にこれだけの老若男女が集うこの町は近代化の中で日本人の心をとらえ、さらには海外の人たちの興味も集めその独特の文化で魅力を醸し出しているのだろう。

2010年7月4日日曜日

あじさい寺 …深妙寺

待っていた深妙寺のアジサイが昨年よりは約2習慣遅れで7分咲きとなった。たびたび書いてしまうが、花は満開よりは7~8分咲きがベストだ。と思っている。この三日ほどの動きで一挙に つぼみ から 7分咲きと呼ばれる状況になった。連日の雨に今日はうだるような暑さ。花もこれではどうした良いのか迷ってしまうだろう。7分の良いところは、開ききってしまって色あせるのではなく、これからまだ満開に向かって成長するだけの余力あるみずみずしさが残っている。今年はマクロではなく超広角で迫ってみたが未熟さが浮き彫りで遠近感ある花の集団を前にあえなくKOを食らった。どうやら私には24mmが限界らしい。正直来週の選挙で今年はアジサイは無理ではないかと思っていたのだが、昨日の雨が一転朝起きての日射しに妻も行く気満々であった。
妻は携帯のカメラで画像をおさめるのが好きで、必ず例年の写真でこの時期にどこがベストか自分なりのデータを持っている。今日はいよいよトレッキングシューズを購入して次の場所を考えているようだ。私は私で次はアジサイを追いかけて北へ上がるつもりだ。たっだ来週1週間抜けてしまうことで北上が間に合うかが気がかりだが。

2010年7月2日金曜日

横浜

異人さんのまち横浜。今年の春先に来て以来久しぶりの町並みだが、いつ来ても変わらず西洋を思わせる。日本古来の町並みではなく、その後の西洋かぶれ時代の建築物ではあるが、それが日本の歴史と思わせるのが何とも不思議だ。ここには歴史を感じさせる建築物だけではなく港町らしいモニュメントもある。港町も漁港の町並みもあれば海外との玄関の港町もある。明らかにここは日本の夜明けを迎えた玄関にふさわしい町並みなのだろう。
もう10年以上前だろうが、息子と娘を連れてきたときに、山下公園が工事中で、「赤い靴の女の子」の銅像をずいぶんと探してようやく工事用フェンスの切れ目にひっそりと膝を抱いていたのを思い出す。みなとみらいの観覧車に強引に乗せられたり、なぜか娘が一人ボートに乗ったり、息子と氷点下のお化け屋敷のようなところに入った記憶がある。改めてカメラ担いで出かけたいまちの一つだ。